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語源は花札だった!名前以外で「光一」と書かれている時の意外な読み方

2023.08.20

『光一』は、人の名前だと『こういち』や『みつかず』のように読みますが、単語としても存在します。名前以外で『光一』と書かれていた場合、なんと読むのでしょうか?読み方や意味を解説します。類語や他の難読漢字も見ていきましょう。

「光一」の読み方とは?

『光一』と書かれていると、多くの場合誰かの名前を連想する人が多いでしょう。しかし、別の読み方をする『光一』もあります。カタカナで書かれることが多い単語です。読み方や意味、語源を紹介します。

「光一」の読み方

単語としての『光一』は、『ぴかいち』と読みます。ただし、『光』の読み方は『こう』または『ひかり』『ひか(る)』です。 漢字単体に『ぴか』という読み方はありません。

『光』という漢字のほかに、光を表す『ぴかぴか』という擬態語があります。 『ぴかいち』の『ぴか』が、『ぴかぴか』から連想された可能性はあるでしょう。『ぴかぴか』は、古語では『ひかひか』と書かれ、光と関連性の高い擬態語です。

「光一」の意味

『光一(ぴかいち)』が現代語や近代文学で使用される場合、意味は『飛び抜けて素晴らしい』『周りと比較して一つだけ抜きん出ている』状態を指します。

日常会話で使用される頻度は減っていますが、店舗名・漫画・テレビ番組などで使用されていたこともあり、見かける機会は多いでしょう。 ほとんどの場合、カタカナで『ピカイチ』と表現されるのが一般的です。

なぜ、漢字で書かれることがあるのでしょうか?現代で使われる意味と併せて、語源についても探っていきましょう。

「光一」の語源

『光一(ぴかいち)』は、花札の役が語源です。花札が流行していた江戸から明治にかけては漢字で表記されるのが一般的であり、カタカナの表記が一般的になるまでは漢字表記が主流となっています。

花札には『光札』『タネ札』『短冊札』『カス札』があり、光一は光札が1枚、残りの6枚がカス札で構成された手札の状態のことです。光札は高得点の札で、残りが点数の低いカス札であることから、『一つだけ抜きん出ている様子』を意味します。

花札の用語から生まれたとされる言葉は多く、『シカト』や『一点張り』も花札が流行していた時代から使われている言葉です。

 

「光一」の類語・言い換え表現

空を指さす

(出典) pixta.jp

『光一(ぴかいち)』は堅苦しい表現ではありませんが、世代によっては古い印象を与える可能性があります。一般的な用語で光一を言い換えるとすると、どんな表現が使えるのでしょうか?主な類語・言い換え表現を紹介します。

「随一」

『随一』は、『ずいいち』と読みます。似た言葉に『唯一』がありますが、『唯一』は『ゆいいつ』です。『いち』の読み方に注意しましょう。

意味は、『比較対象の中で最も優れたもの』です。『国内でも随一の景色と評される』や『県内随一の実力がある』のように使われます。 『忌み嫌われているものを挙げるとすれば、○○が随一だ』のように、飛び抜けて悪い意味を表すケースはまれで、『優れた能力』『素晴らしいもの』を意味することが多いでしょう。

『当代随一』という四字熟語がありますが、『当代』は今の時代、今の世の中という意味です。当代随一は、『当代きっての』とも言い換えられます。

「最上」

『最上』は『さいじょう』または『もがみ』と読みます。読み方によって意味は異なり、随一と似た意味で使う場合は、『さいじょう』と読みましょう。

『最上(さいじょう)』の意味は、『一番上にあるもの』や『最も優れているもの』です。

『最上階』『最上級』『最上位』のように使われます。 随一は『随一といわれる』のように表現を和らげられるのが特徴ですが、『最上』は基本的に『一番上』である根拠が必要です。評価が難しいものに対しては、ほとんど使われません。

『最上(もがみ)』と読む場合、地域名や苗字などに使われます。

「光」がつく難読地名

光岳

(出典) pixta.jp

地名には、『光』を『こう』『ひかり』『ひか(る)』と読まないものがあります。『光一(ぴかいち)』と同じように、難しい読み方です。一般的な読み方からは外れる、難読地名を紹介します。

「光岳」

光岳は、静岡県と長野県の間にある『赤石山脈』の南側に位置する山です。『ひかりだけ』と読んでしまいそうですが、『てかりだけ』と読みます。

山頂にある『光岩(てかりいわ)』と呼ばれる石灰岩が、遠くから見たときに白く光っているように見えたのが名前の由来です。

『てかり』は、布が擦れて光って見える様子や、油分でツヤが出ている様子を意味します。ツヤがあり光っている意味を表す『てかり』や『てかてか』は古くから使われている言葉です。

光岳という名前が付く前は、『三隅岳』という名前で呼ばれていたといわれています。

「大田光」

人の名前と見間違えてしまいそうですが、地名の『大田光』は『おおたっぴ』と読みます。青森県つがる市の地名です。

つがる市牛潟町には、『田光沼(たっぴぬま)』と呼ばれる湖があります。周辺の地域には大田光だけでなく、田光(たっぴ)・田光萢(たっぴやち)と呼ばれる場所もあり、湖を中心に名称が広がっているのが特徴です。

近くには重要文化財として知られる『岩木山神社』があり、田光沼の竜女にまつわる話が伝わっています。青森県の津軽には龍飛崎(たっぴざき)と呼ばれる地名もあり、漢字は違えど『たっぴ』という名称には重要な意味がありそうです。

構成/編集部

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