Zepp Health Corporationは、同社のスマートウォッチブランド「Amazfit」初となるランナー向けスマートウォッチ「Amazfit Cheetah」シリーズを7月25日に発売する。ラインナップはエントリーモデル「Amazfit Cheetah」と上位機種の「Amazfit Cheetah Pro」の2モデルで、販売価格は「Amazfit Cheetah」が49,900円、「Amazfit Cheetah Pro」が59,900円となる。
「Amazfit Cheetah」シリーズは、「Amazfit GTR>S」シリーズのスタイリッシュなデザインと日常生活での使いやすさを取り入れながら、多くのスポーツエントリーユーザーから人気のある“ランニング”に焦点を当てた、ランナーのためのスマートウォッチ。ランナーにとって必要とされるGPSの正確性、ランニング中の快適な操作性に加え、AIを駆使したパーソナルトレーニング計画の生成機能も備えている。
まず注目したいのが、同社のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術「MaxTrack GPS Technology」を採用しているところ。L1+L5の衛星信号を拾うことでマルチパス干渉を減らすことができるので、高層ビルのある都市や高い木のある公園を走るときでも、高い精度で動きを追跡することができるのだ。
また、AIの力を利用して、目標に合わせた個別のランニングプランを提供する「Training Support Zepp Coach 2.0」を使用することも可能。提案されるトレーニングプランは、現在のランニングレベル、目標とするレースの日付と距離、およびレース目標に基づいて生成されるので、オーバートレーニングの予防や段階的なトレーニングレベルの向上のほか、大事なレースに理想的な状態で臨むサポートとしても役立つ。
さらに、オフラインマップ機能も備えており、ZEPPアプリを使って自分が取り込みたい地域のOSM地図ファイルを取り込むことで、屋外でのワークアウト中にリアルタイムで実際の地図を表示させることが可能。
加えて、5つのナビゲーション機能(リアルタイムトラッキング、ダイレクトリターンナビゲーション、ルートリターンナビゲーション、ルートインポート、リアルタイムルートナビゲーション)を利用することもできる。
このほか、既存モデル同様に色鮮やかで屋外のワークアウト中でも高い視認性のあるAMOLEDディスプレイを採用。標準使用で最大14日間持続可能なロングバッテリーも搭載する。
■Amazfit Cheetah
エントリーレベルのシティランナー向けのGPSランニングウォッチ。洗練されたシンプルなカラーリングと上質な質感で、ランニングだけでなく、カジュアルなシーンにもマッチすする。
主な仕様は、ディスプレイサイズが1.39インチで、解像度が454×454ドット。ベゼル素材は繊維強化ポリマー、バンド素材はシリコン。重量は32g(バンド除く)。防水グレードは5ATM。
■Amazfit Cheetah Pro
より高みを目指すランナーのために作られたモデル。チタン合金ベゼルとCorning Gorilla Glass 3のハイエンド仕様で、軽量ボディながら優れた耐久性とプレミアムな外観を実現している。また、マイクのほかスピーカーも備え、Bluetooth通話にも対応する。
主な仕様は、ディスプレイサイズが1.45インチで、解像度が480×480ドット。ベゼル素材はチタン合金、バンド素材はナイロン。重量は34g(バンド除く)。防水グレードは5ATM。
関連情報
https://www.amazfit.jp/collections/smartwatch
構成/立原尚子