上野までのアクセスがいい家賃の安い駅ランキング、2位五反野・梅島、1位は？

400以上の商店が軒を連ねる「アメ横商店街」に、ジャイアントパンダをはじめとした様々な動物と出会える「上野動物園」、春は桜が咲き誇る「上野恩賜公園」、数々の美術館・博物館など、周辺に観光名所が豊富な上野駅。

今年で140周年を迎え、今も昔も人々に愛される同駅へのアクセスがよく、もっとも家賃が安い駅というと、いったい、どこになるのだろうか？

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、上野駅に20分以内に行ける、アクセスが良く家賃が安い駅ランキングを発表した。

1位は西新井駅！ 乗り換えなしで上野にアクセスできる東武伊勢崎線の駅が上位にランクイン

1位「西新井駅」（68,500円）、2位は同率で「五反野駅」と「梅島駅」（69,000円）、4位「小菅駅」（71,000円）、10位「北千住」（81,000円）がランクインし、東武伊勢崎線の東武スカイツリーライン各駅が上位を占める結果となった。これらの駅は東武伊勢崎線の東武スカイツリーラインが直通する東京メトロ日比谷線を通じて、上野駅まで乗り換えなしで行くことができる。

1位の「西新井駅」は、東京メトロ日比谷線に加え、東京メトロ半蔵門線にも直通するなど交通の便に優れている。また、「西新井大師」へとつながる東武大師線への乗換駅としても利用されている。駅周辺には商業施設が集まっており、日常の買い物はもちろん、映画などの娯楽も楽しめる。また、子育て世帯には嬉しい、いくつか公園があるなど生活の利便性が高いエリアとなっている。

5位の「浦和駅」（72,000円）からは、JR高崎線を通じて上野駅へ乗り換えなしで行くことができ、ほかの路線で池袋や新宿など都内へのアクセスもしやすい。駅周辺にはショッピングモールや商店街があって買い物にも便利であり、徒歩圏内に図書館や美術館などが位置しているのも魅力となっている。

6位の「川口駅」（73,000円）は埼玉から東京への玄関口として利用されている。また、LIFULLが2023年1月に発表した、都心へのアクセスのしやすさや駅周辺の充実度を基にした「【都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」では、一人暮らし・二人暮らしの両カテゴリーで2位にランクインしており、交通の便と生活利便性が両立した、様々な世帯にとって住みやすい地域であると言える。

7位には「十条駅」と「熊野前駅」（78,000円）がランクイン。「十条駅」はJR埼京線で、池袋・新宿・渋谷などにもアクセスしやすく、また、駅周辺には商店街があり普段の買い物もしやすい環境だ。「熊野前駅」は東京さくらトラムの停留場も近接しており、商店街もあるなど下町の情緒が魅力的な地域だ。

9位「北赤羽駅」（80,000円）は、7位「十条駅」と同じくJR埼京線が通っており、都内ターミナル駅へのアクセスが良い。またスーパーや飲食店など駅周辺の充実に加えて、公園や河川敷などもあるのが魅力的だ。

＜調査概要＞
対象駅　：上野駅への所要時間が20分以内の各駅
対象物件：築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積：15㎡以上～40㎡未満の賃貸物件
対象期間：2022年6月～2023年5月
家賃相場：管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出

出典元：株式会社LIFULL

構成／こじへい