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【カブガールが行く】炎天下のツーリングをもっと快適に!暑さをやわらげるテクニック5選

2023.07.23

20「エアコンなしでは生きられない!」なんて思わず叫びたくなるほど過酷な環境。今年も夏がやって来ました。

どんなに暑くてもバイクに乗りたくなってしまうのがライダーという生き物なのですが、ここまでの猛暑が続くと身体が心配になりますよね。実を言うと、私自身も過去のツーリングで軽い熱中症になってしまったことがあるのです。

本記事では、真夏のツーリングをなるべく快適に楽しむため、そして熱中症を防ぐため、普段から実践しているテクニックを5つご紹介します!

①休憩はこまめにとる

一般的にバイクの運転中は1~2時間に1回休憩をとることが推奨されていますが、これは快適に走れる秋や春の話です。

バイクは車とは違って屋根やエアコンがなく、直射日光を浴びて体温が上がり、大量に汗をかきます。信号待ちなどの停車中に暑いのはもちろんのこと、一見風を浴びて気持ちよさそうな走行中でも、まるでサウナのような熱風に耐えることになるのです。

バイクに乗っている間は、緊張や興奮により疲れを感じにくくなります。「まだ体力が残っている」「疲れていない」と思っていても、いつもより早めの休憩をとりましょう。こまめに休むことで結果的に疲れがたまりにくくなり、長時間乗れることにもつながるのです。

②冷たい氷と水を持ち歩く

熱中症を予防するためには水分補給が大切ですが、さらに言えば、冷たい飲み物で体を内側から冷やすことも大切です。しかしバイクは持ち運べる荷物量に限りがあるため、クーラーバッグを使うのは非現実的です。

私がよく使っているのは、ステンレスボトルに氷、ペットボトルに水道水を入れて持ち運ぶ方法。ペットボトルの水をステンレスボトルに移すだけで、いつでもたくさん冷たい水を作ることができるのです。

水は飲料水としてはもちろん、熱中症の可能性がある際は身体にかけて使うこともできます。

ただし、キンキンに冷えた水をいきなりドバっとかぶることで、かえって体調を崩す可能性もあります。まずは手のひらなどから少しずつ使うのがおすすめですよ!

③冷感素材長袖&長ズボン

「暑いから半袖半ズボンでバイクに乗ろう」と考える方も多いようなのですが、ちょっと待って!直射日光を浴びることでかえって体が温まってしまい、熱中症を起こしてしまう危険が高まるのです。

実は、熱中症を避けるためには肌の露出を抑えた方が効果的。熱がこもりにくいように、インナーは冷感素材のシャツ、ジャケットはメッシュタイプを選ぶと快適に過ごしすいですよ。

半そで半ズボンでバイクに乗ると、万が一の交通事故の際も体に大きなダメージを受けてしまいます。メッシュジャケットの導入は、暑さ対策とケガ対策の一石二鳥なのです。

また、バイクを降りている間は帽子をかぶるのも効果的です。直射日光を防ぐだけで大幅に疲労感を軽減できるため、ツーリング中にすぐ疲れてしまって困っている方におすすめです。

④休憩中はモバイルファンで快適に

バイクを降りて休憩する際は、なるべく直射日光を避けて涼しい場所で過ごしましょう。体温を下げるためにもジャケットを一旦脱いで、モバイルファンで体に風を当てるのが効果的です。

DIME9・10月号付録のネックバンド型扇風機は、大きな血管が通る首元を効果的に冷やせます。

使い方は簡単、首にかけてスイッチを押すだけ。ワイヤレス&ハンズフリーなので、地図やスマートフォンを見ながらも使えます。

ここだけの話、昨年(2022年)のDIME9・10月号に付属していたUSBパワフル扇風機も現役で活躍中。家にいる時も外出中も、我が家で大活躍な扇風機コンビです!

⑤ひんやりスプレーを利用する

モバイルファンと組み合わせて使いたいのが、身体をひんやりと感じさせてくれる冷感スプレーです。

私は虫よけもかねてハッカオイルを精製水に溶かしたものをスプレーしていますが、市販のスプレーでももちろんOK。

先日ビオレのクーリングボディスプレーを試してみたところ、霧状ミストが肌に密着し、気化熱でスッと涼しく感じました。メントール成分を配合しているので、ハッカオイルと同様に心地よいヒンヤリ感が続いて快適です。

先ほどのネックバンド型扇風機と組み合わせて使ってみたところ、ビックリするほどの爽快感でしたよ!

ただし、基本的に冷感スプレーは体感温度を下げるだけであり、エアコンや冷水のように体を冷やす効果はありません。過信はせず、特に猛暑日は体調に気を付けながらご使用ください。

快適な夏ツーリングを!

以上、真夏のツーリングを快適にするテクニック5選でした。

冒頭でも書いた通り、バイクにはエアコンや屋根がなく、体温調整が非常に難しい乗り物です。もしも今回ご紹介した対策をすべて行っても「暑くて辛い」と感じた場合、ツーリングを中断するというのもひとつの手です。

どんなに楽しいツーリングでも、体調を崩してしまえばとたんに辛い思い出になってしまいます。まずは体を一番大切に、無理のない範囲でバイクを楽しみましょう!

文/高木はるか

アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。

高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com

編集/inox.

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