KDDIと沖縄セルラーは、7月20日から順次、povo2.0において「海外ローミング」の提供を開始すると発表した。音声通話/SMSは7月20日から、データ通信は8月1日から提供を開始。なお、ユーザーには順次提供していき、8月9日までにすべてのユーザーが利用できるようになるとのことだ。
「海外ローミング」は、160以上の国・地域で、音声通話/SMS/データ通信を利用することが可能となるサービス。旅行やビジネス含め海外渡航の機会が増加するなか、海外においても同じ電話番号のまま通話できるため、緊急時などでも安心できる。また、Wi-Fiルーターのレンタルや現地キャリアとの契約も不要で、簡単に海外でデータなども利用することができる。
■海外ローミングの概要
1.利用できるサービス
音声通話/SMS/データ通信
2.提供エリア
音声通話/SMS:200以上の国・地域
データ通信:最大160以上の国・地域(利用トッピングにより異なる)
3.料金
(1)音声通話/SMS
渡航先および発信先(日本/滞在国内/滞在国以外の国)によって料金が異なる。
<料金例(一部)>
※全角70文字までの料金。134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の料金がかかる。
(2)データ通信
渡航先およびデータ通信量によって料金が異なる。
<料金例(一部)>
※終了時期未定のキャンペーン価格(通常価格780円)
4.利用方法
(1)音声通話/SMS
発信/送信時は、「(+)-(国番号)-(先頭の0を抜いた番号)」の形式で宛先を入力。着信/受信時の追加操作は不要。
(2)データ通信
povo2.0アプリの「海外」タブを選択すると、トッピング一覧が表示される。トッピングの購入は、渡航先のWi-Fi環境がない場所でも可能で、購入後即時に利用を開始できる。また、事前購入も可能で、購入後30日間以内なら渡航先到着時に自動で利用開始する。
5.提供開始日
・音声通話/SMS:2023年7月20日 午前10時から順次
・データ通信:2023年8月1日 午前10時から順次
2023年8月9日までに、すべてのユーザーが利用できるようになる予定。利用可否はpovo2.0アプリの「設定」画面から確認することができる。なお、利用を急いでいるユーザーは、サービスページ内にて早期利用のエントリーすることで、優先的に提供される。
関連情報
https://povo.jp/service/international_roaming/
構成/立原尚子