iPhoneのGmailアプリに「プッシュ通知」と「バッジ通知」を設定する方法

2023.07.24

iPhoneユーザーの中にも、仕事用、プライベート用にGmailを使用している人は多いでしょう。

iPhoneにはもともと、純正のメールアプリがインストールされています。そこにGmailのアドレスを登録してGmaiのメーラーとして利用できますが、普段PCでGmailを使用しているなら、デザインや操作性が近いiPhoneのGmailアプリを使うのもおすすめです。

そんな時に便利なのが、プッシュ通知とバッジ通知です。その簡単な設定方法をご紹介します。なお、今回はiOS 16.5を搭載したiPhoneを使用しています。

iPhoneのGmailアプリに通知が来ない時は「プッシュ通知」を設定しよう

まずは、Gmailアプリのプッシュ通知を設定する方法です。iPhoneのGmailアプリを使っているけど、通知が届かないという人は、こちらの設定を見直してみましょう。

プッシュ通知とは、メールが届いた際にアプリが自動的にお知らせを表示する機能のこと。一般的な、スマートフォンの〝通知〟といえば、ほとんどがプッシュ通知を指しているといえます。

iPhoneのGmailアプリで、プッシュ通知をオンにする設定方法は、下記の通りです。

1．設定アプリを開き、「Gmail」に進みます。

2.「通知」を開き、「通知を許可」にチェックをつけます。

3.「即時通知」にチェックをつければ、プッシュ通知が届くようになります。

上記の設定を行い、Gmailのプッシュ通知をオンにすると、メール受信時にiPhoneに通知が届きます。ただし、iPhoneにもともとインストールされているメールアプリにも、Gmailアドレスを登録している場合は、同じメールの通知が2つのアプリから届くことになります。

Gmailアプリの通知を優先するのであれば、デフォルトのメールアプリの通知はオフにするのがおすすめです。

1．設定アプリを開き、「メール」に進みます。

2.「通知」をタップし、「通知の許可」のチェックマークを外します。

なお、Gmailアプリとメールアプリに登録するメールアドレスを分けて、アプリごとに使い分けるといった運用方法もおすすめ。こまめにチェックしなくてもいいメールはメールアプリ、仕事用のメールはGmailアプリのように分けることで、通知の管理が楽になります。

iPhoneのGmailアプリでは、メールを受信した際のプッシュ通知をどの領域に表示するのかを設定することができます。

設定できるのは、「ロック画面に表示するか」、「通知センターに表示するか」、「バナーとして表示するか」の3種類で、それぞれオン、オフの切り替えができます。

なお、アプリアイコンにメール件数が表示される「バッジ通知」の設定については、後ほど詳しく紹介いたします。

1．設定アプリを開き、「Gmail」に進みます。

2.「通知」に進むと、中段に「ロック画面」「通知センター」「バナー」の3つが表示されているので、オン、オフを任意で切り替えます。

上述の方法でGmailアプリの通知をオンにしたのに、メールを受信した際に通知音が鳴らないことがあります。確認してほしいポイントは、「iPhoneがマナーモードになっていないか」と、「Gmailのサウンド設定がオンになっているか」の2点です。

iPhoneのマナーモードは、本体左側面に搭載されている着信/サイレントスイッチより設定を切り替えられます。マナーモードになっていない場合でも、着信音量を小さくしていると、通知音に気が付かないことも考えられるので、任意の音量に調節しておきましょう。

Gmailのサウンド設定は、設定アプリより「Gmail」＞「通知」を開き、「サウンド」の項目にチェックをつければOKです。

冒頭でも触れた通り、Gmailアプリではプッシュ通知のほかに、バッジ通知というものを設定できます。バッジ通知は名前の通り、アプリアイコンの右上に表示されるバッジのことで、Gmailの場合はメールの受信件数を表示することが可能。設定方法は下記の通りです。

1．設定アプリを開き、「Gmail」に進みます。

2.「通知」に進み、「バッジ」にチェックをつけます。

※データは2023年7月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦