コロナ禍の影響によって一時期、飲み会は激減した。しかし2023年5月にコロナが5類感染症に移行したこともあり、居酒屋も元の賑わいを取り戻しつつある。
そこでR&Cは、『R&Cマガジン』にて飲み会に参加する頻度や費用などについて、20~50代の社会人男女1,000人に調査を実施したので、注目のポイントをピックアップしてお伝えしよう。
※この記事では、「飲み会」を以下のように定義している。
・仕事で関わる人や友人など、複数人で集まるもの(1人飲みは含まない)
・居酒屋やレストランなど、店舗を利用するもの(ホームパーティーやオンライン飲み会は含まない)
・費用を自腹で支払うもの(会社の経費を利用する接待や懇親会などは含まない)
1ヶ月あたりの飲み代や参加頻度など年代別の飲み会に対する意識を徹底調査
20~50代の男女各1,000人ずつ計4,000人に、飲み会の参加機会に関する事前調査を実施。職場の飲み会には全年代では50.6%が「参加する機会がある」と回答。36.4%が「飲み会自体がない」と回答した。
プライベートの飲み会は、全年代で、54.5%が「参加する機会がある」と回答し、29.9%が「飲み会自体がない」と回答。プライベートの飲み会に参加する機会があるのは20代がもっとも多いという結果に。
事前調査で「飲み会に参加する機会がある」と回答した人の中から、1,000人を抽出し、飲み代や参加頻度についてさらに詳しく調査を実施。
飲み会1回あたりの飲み代の平均は4,237円で、参加回数は年に17回だということがわかった。
この額から算出した1年間の飲み代平均は72,029円となり、1カ月あたりに換算すると6,002円。
本記事では、20代・30代・40代・50代それぞれの「1回あたりの飲み代」「飲み会への参加頻度」および男女の支払額を比較。また世代別の年間平均も算出し、「50代よりも20代の方が飲み代の総額が多い(10万円超)」という興味深い結果も出た。
飲み代を支払う際、参加全員で均等に割り勘とするのか、年齢・役職などで傾斜をつけるかなどを質問したところ、参加者全員で均等に割り勘することがもっとも多いという結果に。
キャッシュレス時代の状況を鑑み、幹事への支払方法についても質問。本記事では、現金のほかPayPayなど、利用される個人送金アプリの種類の順位を掲載している。
「若い世代は飲み会が嫌い」「年配の世代は“飲みニケーション”を好む」などと言われることがある。
そこで「飲み会は好きですか?」と質問したところ、職場の飲み会、プライベートの飲み会ともに「好き」「どちらかといえば好き」と回答したのは20代の割合が高くなった。一方で50代は飲み会が好きではないということが明らかに。
調査概要
調査地域:全国
調査期間:2023年6月9日~13日
調査元 :株式会社キュービック
調査対象:20~50代の社会人男女1,000人
調査協力:アイブリッジ株式会社
関連情報:https://www.randcins.jp/fin/special/drinking-party/
構成/Ara