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リモートワークしやすいグランピング施設事例も!LIVING TECH協会が目指す「企業間連携でスマートホームをより身近に」

2022.02.22

テクノロジーで暮らしの豊かさの実現と社会課題の解決を両立し、すべての人々が快適で活き活きと暮らせる社会を創ることを目指し、2020年4月に設立された一般社団法人LIVING TECH協会。これまでにも様々な場所でリビングテックを導入したスマートホームの事例を体験できるブースを展示・出展してきました。会員企業や識者による最新の知見を共有するべく来る2月25日にウェビナー形式で「LIVING TECH カンファレンス 2021-2022」を開催します。

それを前に、先だっての「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2022」でトレーラーのブースを中心に、スマートホームの導入事例を出展。

ギフトショー会場でのLIVING TECH協会のブース。

LIVING TECH協会 事務局長の長島功さんによると、展示などのタッチポイントを増やす活動を行うのは、スマートホームを複合的に体験してもらいたいという意図があるといいます。

「スマートスピーカーやスマート家電は、天気を聞く、音楽をかける、ロボット掃除機をかけるという単品での使用ではなく、住宅内の様々な家電や機器類を複合的に連動させることで本来の価値が生まれます。複合的なスマートホームを体験できる場所がほとんど存在しないため、そのタッチポイントを増やすために活動を行ってきました。テクノロジーを活用することで、人の暮らしを豊かにすし、よりストレスの少ない暮らしを作っていこうというのが、我々がいま目指しているところです」

今回の展示はリモートワークができるグランピング施設をイメージし、身体的にもYogiboで解放しながらストレスなく過ごせる空間づくりを展示。

Philips Hueのスマートライトが実際にどんな色なのかも確認できます。

建物はエリアノのトレーラーハウス「Style CabiC」で、窓はYKK APのトリプルガラス樹脂窓を採用し、快適さを実現しています。

音声アクションにより時間ごとの灯りの調節を含む設定をすべてタブレット1台で管理できるスマートホームを体験できます。

三菱地所の総合スマートホームサービス「HOMETACT」を体験!

LIVING TECH協会の会員企業は年々増加。参画企業が増えることで、企業間の連携が進み、スマートホームに導入できる選択肢も増えているといいます。

2021年度にLIVING TECH協会の参画企業として新たに加わった1社が、三菱地所。

ギフトショーでのHOMETACTのコーナー。

三菱地所ではアプリを使い、異なるメーカーのスマートホーム機器を一元管理ができるスマートホームサービス「HOMETACT」を2021年11月に発表しました。

「特定のメーカーや機器に依存せず、いろいろ連携させることでワクワクする演出ができる。メーカー同志ではできないものを、我々不動産デベロッパーが主導することでメーカー間の横断的連携も実現すべく、そのためのアクションをひたすら進めてきました」(三菱地所 住宅業務企画部 DX・新事業ユニット 橘 嘉宏さん)

HOMETACTのアプリの画面。

API連携による機器連携には特定の通信規格による制約がないため、HOMETACTは幅広い機器との連携が可能なプラットフォーム。今後は、住設機器を中心に対応機器はどんどん増やしていくといいます。

「何よりも楽しみにしていていただきたいのは、物件を選ぶ際に今後こういった設備が入っているものが増えていくこと。HOMETACTが導入されている物件ならば、すぐにスマートホームが始められる世界観を僕たちが実現していきます」(橘さん)

2月25日(金)開催の「LIVING TECH カンファレンス 2021-2022」は、10時から17時30分まで、オンライン配信にて開催。最新の住宅×テクノロジーの事例を現場の声とともに収集できます。

参加対象は住宅関連事業者のみならず、ユーザーの暮らしやテクノロジーにかかわる幅広いビジネスユーザーとなっており、参加費は無料です。
スマートホームに興味を持っている方は、ぜひチェックしてください。

事前登録はこちらから!

LIVING TECH カンファレンス 2021-2022

取材・文/北本祐子

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