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墓参りの習慣がある人は6割超、滞在時間は「5分以上10分未満」が最多

2023.07.20

行動制限のない今年の夏は、久しぶりの帰省と墓参りを予定している人も多いのではないか。

日用品流通の情報基盤を運営するプラネットが発信しているニュースレター「Fromプラネット」において、そんなお墓参りに関する意識調査の結果がリポートされているので、内容を抜粋してお伝えしよう。

「お墓参り」している人は6t割超

まず、お墓参りに行く習慣があるかどうかを聞いたところ(図表1)、「1箇所だけお墓参りに行く習慣がある」(37.8%)が最多だった。

「お墓参りに行く習慣はない」と回答した人も少なくはなく、36.0%いた。3人に1人はお墓参りの習慣がないことになる。

「複数のお墓参りに行く習慣がある」(26.3%)という人は、年齢が上がるほど割合が高くなっている。「複数のお墓参りに行く習慣がある」という人を配偶者・パートナーがいるかどうかで比べると、いる人の場合は32.3%、いない人の場合は15.7%と大きく差が付いた。結婚したことで、相手の実家のお墓にも行くようになることが推察できる。

ちなみに今回、「家に仏壇があるか」も聞いている。結果は仏壇がある人は37.9%、ない人は62.1%だった。

家に仏壇がある人のうち、「お墓参りに行く習慣はない」と回答した人は17.4%でしたが、家に仏壇がないと答えた人のうち、「お墓参りに行く習慣はない」人は約半数の47.3%となっている。

お墓のタイプは圧倒的に石墓が多い

お墓参りに行くお墓のタイプを聞くと(図表2)、圧倒的に「石」タイプが多い結果となった(73.7%)。

エリア別(北海道、東北、北・南関東、北陸・甲信越、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄)でお墓のタイプを見ると、ほとんどのエリアで「屋内墓苑・ロッカー式」と回答した人は10%以下。

しかし、北海道は23.6%、九州・沖縄は20.7%と2つのエリアだけ突出して高くなっている。ちなみに最も割合が低いのは東北(0.9%)、次が北関東(3.9%)となっている。

また、「お墓はない」と回答した人は14.7%だった。

お墓参りの時期は旧盆が最多

次にお墓参りに行く時期について聞くと(図表3)、最も割合が高いのは、「旧盆(8月)」(38.6%)、次いで「春のお彼岸」(32.0%)、「秋のお彼岸」(29.6%)の順。

旧盆と同じく、実家に帰省する人が多いと思われる「年末年始」だが、旧盆の半分以下の16.1%に留まっている。

「特に決まっていない」と回答した人は、全体で35.3%だが、男女ともに30代が最も割合が高く、男性・30代は55.8%、女性は47.8%となっている。

また、お墓参りのとき、掃除なども含めた滞在時間を聞くと(図表4)、最も割合が高いのが「5分以上10分未満」(29.4%)、あまり差がなく「10分以上15分未満」(27.4%)、「15分以上30分未満」(24.7%)と続く。

年代別に見ると、70代以上は「15分以上30分未満」と回答した割合がほかの年代より高く、男性だと34.3%、女性だと30.8%となっている。

持参するもの1位は「線香」

お墓参りに持参するものを聞くと(図表5)、最も割合が高かったのは「線香」の73.0%、次が「花」(70.2%)となった。「ライター・マッチ」が59.4%となっていますが、持参していない人はどうやって火をつけるのか。

「掃除道具」は35.6%、「手桶・ひしゃく」は20.3%なので、手を合わせるだけで掃除はしないという人が結構多いようだ。
 
お供え物としては「花」が圧倒的だが、「果物・お菓子」(21.9%)、「お酒以外の飲み物」(18.1%)、「お酒」(13.9%)も挙がっている。

6人に1人が「今後もお墓参りに行かない」

お墓参りに行く習慣がない人に、その理由を聞いたところ(図表6)、「疎遠だったから」(5.5%)、「仲が悪かったから」(2.7%)というように、心情的に拒否感がある人は少なく、「遠方にあって行く時間がない」(27.3%)、「習慣がない」(17.2%)、「面倒くさい」(13.2%)といった回答の割合高い。

また、お墓があってもお墓参りに行っていない人を対象に、今後お墓参りに行く可能性があるかを聞いた(図表7)。

その結果、半数以上の52.5%が「可能性はない」と回答していますが、「行けるときに行っておきたいから」(26.0%)、「たまには行かないと悪い気がするから」(20.6%)と、心のどこかで「行ったほうがいいかな」と感じているようだ。

2割超が「墓じまいを考えている」

さまざまな事情から既存のお墓を解体したり、撤去したりする墓じまい。「考えたり、すでに実行したりしていますか」と聞くと(図表8)、「考えていない」という人が70.8%だった。50代は両親にかわって、自分が墓守になる年代だからか、「考えている」人の割合が最も高くなっている。

しかし「すでに墓じまいを実行した」という人は7.0%と、まだまだ少数派でることがわかる。

しかし、自分が死んだあと、遺骨をどうしてもらいたいかを聞くと(図表9)、お墓に入ることを希望する人がいる一方で、「散骨してほしい」と回答した人も13.2%いた。また、散骨を希望する人は、男性よりも女性のほうが5ポイント以上高い。

関連情報
https://www.planet-van.co.jp/

構成/清水眞希

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