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「幽かに」は何と読む?覚えておきたい読み方と使い方のポイント

2023.07.30

『幽かに』は、文字を見て何となく意味を想像できる言葉ですが、読み方を間違えることがあります。似た意味や近い意味で使える言葉が多く、混同することも少なくありません。正しい読み方や意味、使い方のポイントなどを見ていきましょう。

「幽かに」の読み方と意味

小説や漫画などを読んでいるとき、『幽かに』という表現が登場することがあります。口頭で使用されることもある言葉ですが、漢字だと読み方に戸惑う人もいるでしょう。正しい読み方や意味を紹介します。

読みは「かすかに」

『幽かに』は『かすかに』と読み、はっきりしていない様子を意味します。物事をかろうじて感じられる程度にしか知覚できない状態を指します。『微か』という漢字を使うこともありますが、同じ意味です。

訓読みでは、かすか以外に『くら(い)』とも読みます。音読みでは『ゆう』と読み、幽霊・幽閉・幽玄などの熟語に使用されています。

『幽』は薄暗い・奥深い・物静か・潜む・あの世などの意味があり、世間と関わらずにひっそりとした様子などを表すときにも使われる漢字です。

「幽かに」の使い方

薄明り

(出典) pixta.jp

『幽かに』は幅広い対象に使える言葉なので、使い方に迷う人もいるでしょう。似たような表現の言葉も多く、使いどころに迷ってしまいがちです。間違えて使用しないように、使い方のポイントや例文を紹介します。

はっきりしない様子を表すときに使う

『幽かに』は、形容動詞『幽か』の連用形で、幽かに・幽かだった・幽かでなどの使い方ができます。音・光・動きなどがはっきりとは認められないものの、やっと感じ取れる程度であると表現したいときに使いましょう。

『幽かな希望』『幽かな記憶』『幽かな擦れ違い』など、気持ちや意識、人との関係性に対しても使用され、幅広いものに対して使える言葉です。

存在が弱々しく人目につかない様子や、収入などが微量で生活ぶりが苦しい状態にも使用されます。

「幽かに」の例文

『幽かに』は日常会話でも使える表現ですが、文章や歌詞などに登場することも多い言葉です。例文を見て、使い方への理解を深めましょう。

【例文】

  • 部屋の中には誰もいないはずなのに、息遣いだけが幽かに聞こえていた
  • 宿泊場所の周辺には何もなく、幽かな明かりが遠くに見えているだけだ
  • 吹けば飛ぶような幽かな希望だけれど、確かに存在している
  • 窓を閉めているが、どこかから風が入って来るのか幽かにカーテンが動いている

「幽かに」の類語

水彩絵の具

(出典) pixta.jp

『幽かに』には、近い意味で使えるさまざまな言葉があります。シーンに応じて言い換えた方が、正確な意味が伝わりやすくなります。どのような類語があるのか、見ていきましょう。

僅か

『僅か』は『わずか』と読み、数量や程度などが少量である様子のことです。時間や価値などが少ししかないときなどに使用されます。

音読みだと『きん』と読み、物事の程度を表す言葉として僅少や僅差などの熟語がよく使われます。『幽かに存在する』を『僅かに存在する』と言い換えても、意味が通じる場合が少なくありません。

【例文】

  • 家から学校まで僅か5分の距離だ
  • あれほど売り場を埋め尽くしていた野菜が、もう僅かしかない
  • わが社の業績を見ると、ボーナスが出るといっても僅かなものだろう

仄かに

『仄かに』の読み方は『ほのかに』です。数量・程度・記憶・意識などが、ぼんやりとしているときに使用します。

明るさの程度を表す言葉として、光が弱くほのかに暗いことを『仄暗い』といいます。日がわずかに暮れかかっている様子を『仄暮れ』というなど、明るさを表す言葉として使用される機会が少なくありません。

『僅か』や『幽かに』と近い意味で使えます。

【例文】

  • 外に出ると仄かに金木犀の香りがした
  • 祖父の態度は恐ろしさの中にも、仄かに愛情が感じられるものだった
  • もしかしたら、お小遣いがもらえるのではないかという仄かな期待を抱いている

『朧』の読み方は『おぼろ』です。接尾語の『げ』を付け、『朧げ(おぼろげ)』と使用することもあります。

ぼんやりとしている様子や、霧やかすみなどがかかって見えにくい状態になっている様子を『朧に見える』といいます。物事が不確かな状態のときにも使用され、『幽かに』と近い意味で使用できる言葉です。

また、別の意味として、そぼろ状の食品を『おぼろ』と呼ぶことがあります。『朧豆腐』『朧昆布』などの食品を食べたことがある人もいるでしょう。崩れているような、不確かな様子が転じて名付けられたものだと考えられます。

【例文】

  • 幼少時代の朧げな記憶を思い出す
  • 晴れている日ははっきりと見える遠くの山々がかすんで、朧に見えている
  • 朧月夜は月に雲がかかってかすんで見える様子を表した春の季語だ

淡い

淡いは『あわい』と読み、音読みでは『たん』と読みます。淡水・淡白・淡麗などの熟語に使われている漢字です。

色・味・光などが目立たない様子を『淡い』と表現します。関心が少なくあっさりとした様子や、形や色などが曖昧ではっきりとしない様子に使用でき、『幽かな光を感じる』を『淡い光を感じる』というように、言い換えられます。

【例文】

  • 暗い部屋の中に淡い光が差し込んだ
  • この絵は夕暮れ時の空の微妙な色合いを、淡い色彩で表現している
  • どちらかというと、出汁を生かした淡い味付けが好みだ

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