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Jabraから議事録作成支援などAIを活用した新機能を備えた会議用ビデオバー「PanaCast 50」が登場

2023.07.18

コンシューマー向けヘッドセットブランドJabra を展開するGN Audio A/S社の⽇本法⼈GNオーディオジャパンは、Microsoftとの協業により、会議用ビデオバー「PanaCast 50」および「PanaCast 50 Room System」にAI活用による新機能導入を発表した。

AIを活用したハイブリット会議の生産性向上に寄与

「PanaCast 50」は、180°パノラマ4K対応のカメラと高品質なオーディオを一体型にした製品で、Jabra独自のAIシステムにより発言者を自動で検出して焦点を合わせるバーチャル・ディレクター機能や、ホワイトボードコンテンツと会議参加者を同時に表示するライブホワイトボードストリーミング機能などを搭載。臨場感のあるオンライン会議を実現する。

今回、搭載しているファームウェアをアップデートしたPanaCast50を活用して、複数のビデオストリームに対応した会議室内の参加者を画面に表示させる”Microsoft IntelliFrame”と、Teams会議における要約機能”Intelligent Meeting Recap”の2つの機能が利用可能になった。

Microsoftの“IntelliFrame”は、Teams RoomsのWindows版ビデオバーデバイス上にて、Teams Roomsの会議室の前面に設置するタイプの構成での利用が可能だ。

これにより、会議室内の参加者それぞれに専用のカメラビューを提供し、より一層対面・リモートの垣根なく、参加者全員が会議に集中できる空間を提供していく。

“Intelligent Meeting Recap”は、Teamsの音声認識機能を活用して参加者の識別を可能にすることで、Teams会議の重要なポイントを要約してまとめる機能だ。

これにより、会議を欠席しても自動生成された会議メモ、推奨タスク、個別のハイライト表示などによって、重要な情報を効率的に得ることができる。

以上2つの機能により、会議の重要なポイントやチームとして次にやるべきことなどを効率的に整理することができるため、業務の生産性向上に寄与できる。

顔・声の認証技術で躍動感あるコミュニケーションを実現

「PanaCast 50」は、顔と音声の ID テクノロジーによりダイナミックなコミュニケーションを可能にする。新しい複数のビデオ ストリーム機能により、Teams 会議のリモートユーザーは、3つのビデオ ストリームを使用して会議室に誰がいるかをよりよく確認できるようになる。

最初のストリームは現在の発言者、2番目のストリームは前の発言者、そして 3番目のストリームは会議室やミーティングスペースのフルパノラマのルームビューだ。 ストリームは会議室またはスペースの完全なパノラマ ビューであるため、個人は除外されない。

今後、顔認識機能により、室内の参加者は、個別の登録による承認を受けて、リモートユーザーに自分の名前を表示し、会議室の名簿に登録できるようになる。

音声認識機能 (個人登録時) により、室内の参加者が会議の記録に自分の ID を保持できるようになり、Teams Premium ライセンスを持つユーザーはより正確でインテリジェントな要約が可能になる。

そしてハイブリッド会議のさらなるステップとして、今回新しく追加された機能では、「PanaCast 50」使用時に、会議室内または空間の境界線を設定できるため、設定された空間内の参加者のみが認識されるようになった。

Jabraのインテリジェントビジョンシステム担当、シニアバイスプレジデントであるAurangzeb Khan氏は次のように述べている。

「Jabraでは、最先端のAI技術の力を活用し、ハイブリッド会議やリモート会議に革命を起こす手段を日々模索しています。だからこそ、この『PanaCast 50」の新機能であるMicrosoft Teamsとのコラボレーションをご紹介できることを大変嬉しく思います。これらの機能により、企業の生産性向上に貢献し、ハイブリッドワーク時代をオンラインとオフラインでシームレスに展開できるよう支援します」

さらにMicrosoftのMicrosoft Teamsデバイス・パートナー・エンジニアリングおよびサーティフィケーション担当シニア・ディレクターのAlbert Kooimn氏も次のように話す。

「Microsoft Teams は、AIの力を活用し、Teamsミーティングの前後および最中にユニークなユーザー体験を創出し、従業員の包容力を高め、自然なコラボレーションを実現します。JabraとMicrosoftは「PanaCast 50」に関して緊密に連携し、このデバイスが個人、チーム、企業にとって、こうしたAIを活用した諸機能を発揮する上で必要不可欠な存在となるようにしました」

デバイス管理者に寄り添った管理プラットフォームの構築

Jabraは、コラボレーションソリューションのデバイス管理側にも配慮した管理プラットフォームを構築中で、年内に販売される予定。導入したデバイスを管理する作業はIT管理者やパートナーにとって重要な役割だ。

新たなプラットフォームを活用することで、Jabraの会議室ソリューションのすべての機能を最大限に活用しつつ、管理に要する時間と労力を抑えることができるという。

発売時期について

「 PanaCast 50」 のアップデート版は、2023 年第 3 四半期に提供される予定。

「PanaCast 50」 ビデオバーシステムは、6月15日からアーリーアダプタープログラムが導入され、9月1日から一般発売が開始される予定だ。

関連情報
https://www.jabra.com/panacast50

構成/清水眞希

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