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仕事をスムーズに切り替えられる人がやっている「首振り動作」とは?

2023.09.05PR

あなたの周りに「あの人は、いったい1日が何時間あるんだろう?」と思ってしまうほど、物事を段取りよくテキパキこなす人はいませんか?

では、そういう「要領がいい人」たちは、生まれつき頭がよかったり、センスや才能の持ち主だったりするのでしょうか?

「要領がいい・悪い」は、決して才能やセンス、ましてや生まれつきの頭のよさの問題ではありません。「要領がいい人」は、ほんの少し、「脳の使い方」が違うだけ。

そこで「要領がいい」ということを、「ゴールへの最短距離を進めること」と定義し、その方法を最新の脳科学から解き明かす菅原洋平さんの著書「仕事が終わらない人生」が180度変わる 努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツの中からDIME読者におすすめしたいノウハウを厳選、再編集してお届けします! 「脳の使い方」と聞いて、身構えてしまう方もいるかもしれませんが、決して難しいことは書いていませんので是非チェックしてみてください。

努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツ〈26〉「首振り動作」で作業をスムーズに切り替える

 脳がしっかり目覚めて働いているとき、私たちは、頻繁にある動作をしています。それは、「首振り動作」です。

 家事の場面なら、皿を拭いているとき、手を動かしながらコンロを見たりトースターを見たり、キョロキョロしています。

 これは漠然と周りを見渡しているのではなく、次の動作を無意識のうちに確認しているのです。

 この動作は、スポーツでもよく登場します。たとえば、常に状況判断が必要なサッカーでは、プレー中に首振り動作が欠かせません。

 次に試合を観るときはぜひ、選手の首(顔)の動きに注目してみてください。

 一流のプレーヤーほど、プレー中にボールを見ずに顔を上げて、ほかのプレーヤーを確認しているはずです。

 この首振り動作は、ノルウェーの心理学者ゲイル・ヨルデの研究によって指摘され、サッカーにおける標準的な技術になりました。

 実は、睡眠不足になると、この首振り動作が減ることが明らかになっています。

 アスリートのパフォーマンスを測る研究では、睡眠不足の選手ほど首振りが減り、目の前のボール操作に集中しすぎるということが明らかになりました。

 睡眠不足により脳の働きが低下して、周りを見る動作が出なくなる、ということです。

 まずは、睡眠習慣を見直してみましょう。そのうえでおすすめしたいのが、「首振り動作」を意識的に取り入れること。

 無意識のうちに行っているこの動作を取り入れることで、スムーズに作業を切り替えることができるようになります。

 つまりこの動作は、訓練によって獲得できることなのです。

 たとえば料理のとき。肉に下味をつけるのに、袋に入れてもみ込む作業を始めたら、顔を上げてまな板を見る。まな板が空いていることが確認できたら、もみ込む作業を終えて袋を冷蔵庫に入れた後、まな板の上で野菜を切る。切りつつ手を止めて顔を上げ、コンロを見て進行中の料理の焼き具合を確認する。

 このように、「手作業→首振り→次の作業の決定」を繰り返せば、複数の作業があるときも、同じ失敗の繰り返しを減らすことができます。

 首振り動作は、ビジネスシーンでも役立ちます。

 たとえば、自社でイベントを主催するとき。ステージのレイアウトを確認しながら、会場に入ってくる人が迷っていないかを見る。客席で談笑しているスタッフの様子を見て、作業をもて余していないか、トラブルがないかを見ながら、マイクや映像係の動きを確認する。

 このように首振り動作を技術として使い、状況把握能力を高めて失敗の繰り返しを防ぎましょう!

☆ ☆ ☆

いかがでしたでしょうか?

実は、次の大半の人が漠然と思い描いている「要領のよさ」 。5つで構成されているそうです。

1 「余計な情報」に惑わされない
2 「脳のムダづかい」を減らす
3 「すぐやる人」になる
4 「同じ失敗」を繰り返さない
5 「思い込み」を捨てる

この項目を見ただけで、 「たしかに、自分に足りないことかも」と思った人も多いのではないでしょうか?

そうなんです!
「要領をよくする」とは、新たな知識や技術を身につけるというより、ムダを省いたり、余計な情報をカットしたりすることが大切であり、誰でもすぐに実践でき、再現性のあることなのです。それを把握して再現性のある行動にしてしまえば、努力に頼らず「要領がいい人」になることができるというわけです。この本では、最新の脳科学から導き出したメソッドをもとに要領のよさを、再現性のある科学的なコツとしてまとめられています。意外で、すぐに実践できる方法が知りたくなった方は是非チェックしてみてください。

「仕事が終わらない人生」が180度変わる 努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツ
著者/菅原洋平
発行/株式会社アスコム

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著者/菅原洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。2012年にユークロニア株式会社を設立。東京都千代田区のベスリクリニックで外来を担当しながら、ビジネスパーソンのメンタルケアを専門に、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。『あなたの人生を変える睡眠の法則』(自由国民社)、『すぐやる! 』(文響社)などベストセラーを多数上梓。テレビや雑誌など、メディア出演も多数。

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