小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

仕事中に記憶をスムーズに引き出す「ワーキングメモリ」の使い方

2023.08.08PR

あなたの周りに「あの人は、いったい1日が何時間あるんだろう?」と思ってしまうほど、物事を段取りよくテキパキこなす人はいませんか?

では、そういう「要領がいい人」たちは、生まれつき頭がよかったり、センスや才能の持ち主だったりするのでしょうか?

「要領がいい・悪い」は、決して才能やセンス、ましてや生まれつきの頭のよさの問題ではありません。「要領がいい人」は、ほんの少し、「脳の使い方」が違うだけ。

そこで「要領がいい」ということを、「ゴールへの最短距離を進めること」と定義し、その方法を最新の脳科学から解き明かす菅原洋平さんの著書「仕事が終わらない人生」が180度変わる 努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツの中からDIME読者におすすめしたいノウハウを厳選、再編集してお届けします! 「脳の使い方」と聞いて、身構えてしまう方もいるかもしれませんが、決して難しいことは書いていませんので是非チェックしてみてください。

努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツ〈09〉記憶をスムーズに引き出す能力は「ワーキングメモリ」がカギ!

 朝家を出て、電車に乗った後で「あっ、会議の資料を家に忘れた……」。

 こんなあるあるも「必要なタイミング」で「必要なこと」を思い出す力があれば激減するでしょう。

 でも、誰もが「ほしい!」と思ってしまうようなこの能力、実は、人間の脳にもともと備わっているのです。もちろん、あなたの脳にも。

 それが、「ワーキングメモリ」です。

 ワーキングメモリとは、脳の記憶機能の1つです。

 作業記憶とも呼ばれ、

(1)なにかの作業をスムーズに行うために、必要な情報を一時的に脳にストックしておく

(2)必要になったタイミングでその情報を呼び出す

 という2つの能力が備わっています。

 さらにこのワーキングメモリの優れているところは、1で情報を脳にストックしておくときに、いくつかの関連する情報を1つの「かたまり」として覚えられる点です。

 この「ひとかたまりになった情報」をチャンクと呼びます。

 たとえば、プレゼンテーションで「売上データ」「競合の動向」「市場の変遷」「今後の予測」という4つについて話すときも、「別々のことを4つ覚える」のではなく、「プレゼンという1つのチャンクに統合する」ことで、記憶に定着しやすくなります。

 もっと身近な例でいうと、電話番号もそうです。

「090○○○○××××」という11桁を丸暗記するよりも、「090‐○○○○‐××××」とハイフンを入れて3桁、4桁、4桁にチャンク化(チャンクをつくること)したほうが覚えやすくなりますよね。

 このチャンク化は脳の自動的な機能なのですが、意図的に促す方法もあります。

 ただ残念なことに、「ワーキングメモリ」が一度に記憶しておける記憶容量(=チャンクの数)は、4つしかありません。

 しかも、この数を増やすことは脳の構造上、不可能。

 つまり、やるべきことが5つ以上あると、それだけで容量がいっぱいになって頭から離れていくのです。

 Bさんのように、「必要なタイミングで必要なことを思い出せない」という要領の悪さは、ワーキングメモリの容量がいっぱいになって、処理能力が追いつかないから。

 逆にいえば、ワーキングメモリの容量に余裕ができれば、自然と記憶がスムーズに引っ張りだせるようになるんです。

 それでは、やるべきことが5つ以上あるときは、どうすれば忘れずにすむのでしょうか。次回は、そのためのコツをお伝えしましょう!

☆ ☆ ☆

いかがでしたでしょうか?

実は、次の大半の人が漠然と思い描いている「要領のよさ」 。5つで構成されているそうです。

1 「余計な情報」に惑わされない
2 「脳のムダづかい」を減らす
3 「すぐやる人」になる
4 「同じ失敗」を繰り返さない
5 「思い込み」を捨てる

この項目を見ただけで、 「たしかに、自分に足りないことかも」と思った人も多いのではないでしょうか?

そうなんです!
「要領をよくする」とは、新たな知識や技術を身につけるというより、ムダを省いたり、余計な情報をカットしたりすることが大切であり、誰でもすぐに実践でき、再現性のあることなのです。それを把握して再現性のある行動にしてしまえば、努力に頼らず「要領がいい人」になることができるというわけです。この本では、最新の脳科学から導き出したメソッドをもとに要領のよさを、再現性のある科学的なコツとしてまとめられています。意外で、すぐに実践できる方法が知りたくなった方は是非チェックしてみてください。

「仕事が終わらない人生」が180度変わる 努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツ
著者/菅原洋平
発行/株式会社アスコム

アマゾンでの購入はこちらから

楽天市場での購入はこちらから

著者/菅原洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。2012年にユークロニア株式会社を設立。東京都千代田区のベスリクリニックで外来を担当しながら、ビジネスパーソンのメンタルケアを専門に、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。『あなたの人生を変える睡眠の法則』(自由国民社)、『すぐやる! 』(文響社)などベストセラーを多数上梓。テレビや雑誌など、メディア出演も多数。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年5月16日(木) 発売

新NISAで狙え!DIME最新号は「急成長企業55」、次のNVIDIAはどこだ!?

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。