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人から頼まれるとイヤと言えず、自分の仕事が終わらなくなってしまう人への処方箋

2023.08.04PR

あなたの周りに「あの人は、いったい1日が何時間あるんだろう?」と思ってしまうほど、物事を段取りよくテキパキこなす人はいませんか?

では、そういう「要領がいい人」たちは、生まれつき頭がよかったり、センスや才能の持ち主だったりするのでしょうか?

「要領がいい・悪い」は、決して才能やセンス、ましてや生まれつきの頭のよさの問題ではありません。「要領がいい人」は、ほんの少し、「脳の使い方」が違うだけ。

そこで「要領がいい」ということを、「ゴールへの最短距離を進めること」と定義し、その方法を最新の脳科学から解き明かす菅原洋平さんの著書「仕事が終わらない人生」が180度変わる 努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツの中からDIME読者におすすめしたいノウハウを厳選、再編集してお届けします! 「脳の使い方」と聞いて、身構えてしまう方もいるかもしれませんが、決して難しいことは書いていませんので是非チェックしてみてください。

努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツ〈07〉他人のことが気になってしまう人は、「脳の標準ルート」を修正しよう!


「忙しいのに、自分の仕事以外のことにも首をつっこんでしまうのが悩みです。自分のやるべきことがあるのはわかっているんですが、周りの人のトラブルを見逃すことができず、手伝っているうちに自分の仕事が終わらないことがよくあります」(20代女性)


 こうした悩みは、非常によく耳にします。

 頼まれるとイヤと言えないばかりか、時には自分から買って出てまで他人のために働いてしまう。自分のことは二の次、三の次。あげくには、手伝った相手が帰った後も、あなたは自分の仕事で夜遅くまで会社に居残り……。

 こんなエピソードを、アンケートでもたくさん読みました。

 この場合、「他人のこと」が「余計な情報」になっています。

 そして、これもまた、デジタルデトックスで回避できる可能性があります。

 まず、他人のことに首をつっこんでしまうとき、脳内ではどんなことが起きているのでしょうか。たとえば、同僚がトラブルに陥っている場面では、次の2つの仕組みがせめぎ合っています。

【利益への期待】
「自分にやらせてほしい。解決策を教えたい」という衝動。これは、「自分の優位性を示すことや、相手に自分の価値を認めさせることで自己肯定感を高めたい」という思いからくるもので、脳の中心部に位置する「線条体」が働く仕組みです。

【損失の回避】
「人の心配より自分のことをやらないと」という現実的な思考。大脳皮質の一領域である「島皮質」で、体の感覚によって行動を制御する仕組みです。

 このように、脳内で「期待と損失の天秤」が作動している状態を、行動経済学では「プロスペクト理論」と呼んでいます。

 先のケースでは、「損失の回避」よりも「利益への期待」が勝ってしまうから、自分の作業を後回しにしてしまっているといえます。

 ではなぜ、「利益への期待」が勝ってしまうのでしょうか。

 それは、普段接している情報と関係があります。

 現代では、自己肯定感を得ることが最大級の「利益」となっています。SNSや動画サイトを見ると、「あなたでもできる!」「あなたは特別な人!」という自己肯定感を高めるメッセージや情報が至るところにありますよね。

 そのため四六時中スマホやタブレットを見ていると、気づかないうちに「自己肯定感を高めてくれる情報」や「自分に都合がいい情報」を探してしまいがちなのです。

 脳内の神経活動は、頻繁に使われるルートが標準のルートになっていきます。これは、脳が省エネを図るために行っていることですが、この仕組みにより、意図せずに、利益(=自己肯定感を得ること)への期待が標準ルートになってしまうのです。

 どこに行ってもスマホが手放せない、入眠直前までスマホを見ていることもしばしば……という人はとくに注意しましょう。

 知らないうちに、脳の標準ルートが書き換えられているかもしれません!

☆ ☆ ☆

いかがでしたでしょうか?

実は、次の大半の人が漠然と思い描いている「要領のよさ」 。5つで構成されているそうです。

1 「余計な情報」に惑わされない
2 「脳のムダづかい」を減らす
3 「すぐやる人」になる
4 「同じ失敗」を繰り返さない
5 「思い込み」を捨てる

この項目を見ただけで、 「たしかに、自分に足りないことかも」と思った人も多いのではないでしょうか?

そうなんです!
「要領をよくする」とは、新たな知識や技術を身につけるというより、ムダを省いたり、余計な情報をカットしたりすることが大切であり、誰でもすぐに実践でき、再現性のあることなのです。それを把握して再現性のある行動にしてしまえば、努力に頼らず「要領がいい人」になることができるというわけです。この本では、最新の脳科学から導き出したメソッドをもとに要領のよさを、再現性のある科学的なコツとしてまとめられています。意外で、すぐに実践できる方法が知りたくなった方は是非チェックしてみてください。

「仕事が終わらない人生」が180度変わる 努力に頼らず「要領がいい人」になる40のコツ
著者/菅原洋平
発行/株式会社アスコム

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著者/菅原洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。2012年にユークロニア株式会社を設立。東京都千代田区のベスリクリニックで外来を担当しながら、ビジネスパーソンのメンタルケアを専門に、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。『あなたの人生を変える睡眠の法則』(自由国民社)、『すぐやる! 』(文響社)などベストセラーを多数上梓。テレビや雑誌など、メディア出演も多数。

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