オーシャンフロントのフラットルームは部屋から直接海に出られる
そして何と言っても、ガーデンファニチャーが置かれたプライベートテラスとお庭から、直接、海に出られる、日本の高級リゾートでもなかなかない、絶景超オーシャンフロントのお部屋なのです。言い方を変えると、フラットルームからは、海(とお部屋のテラス&お庭)しか見えないという、超希少なロケーションということです。
極めつけは、何度も通ったオーシャンテラスの心地良さもそうですが、目の前が、至近の保田海水浴場と岩井海岸に挟まれた、遊泳禁止の浜辺であること。つまり、夏でも人影まばらな、静かに海に面していることになるのです。
ビーチリゾートが大好きなわが家としては、今度、ジャックラッセルのララには内緒で、こっそりF棟を訪れるしかない!!と、強く思わせてくれたのも本当です。海が好き、オーシャンフロントの宿が好き、お酒が好き!?そして東京から至近のリゾート気分に浸りきれるビーチリゾートでゆったりと休日を過ごしたい・・・と思っている人、愛犬家と愛犬には、ここ「amane」はどう考えてもお薦めするしかない、超希少なロケーションにある、まさにLUXURY meets ACTIVEなクロスオーバーリゾートでした。わが家としても、リピート確実です!!
取材協力 三菱デリカミニ
企画・構成・文/青山尚暉
写真/雪岡直樹
◆ドッグスタイリストnanaeのドッグウエア&グッズ紹介◆
今回の旅は真夏のオーシャンリゾート。愛犬も飼い主もクール用品で徹底的な暑さ対策が必要です。今季のDOG DEPTの新作はクール素材ウェアやグッズが充実していて、前回の旅でもクール加工や防蚊加工のヴィンテージロゴラッシュノースリーブを着用しましたが、今回は接触冷感素材のドライタッチシリーズから、ジャックラッセルのララにはドライタッチノースリーブ(ベージュ)をセレクト。
ストレッチ性、軽撥水性もあるので海辺遊びが好きな子には濡れても、とても軽く水着のような感覚で着用できると思います。また、両脇に付いたファスナーの中に保冷剤が入れられるアイデアは秀逸。グリーンのトリミングとロゴがスタイリッシュな、DOG DEPTならではの、愛犬を暑さから守ってあげられる多機能クールウェアとして超お薦めです。ドライタッチシリーズは飼い主もペアで着用できるアイテムが豊富に展開されています。カラーはほかにブラックもあります。男のコならブラックでカッコよく決めたいウェアですね。
もう一点は花柄保冷ケース。中に保冷剤を入れて使用します。サイズは18×24cm。大き目の保冷剤が入るので保冷効果が長持ち。内側にマイクロファイバー生地を使用し、保冷材の汗(水気)を吸収してくれる機能まであるのですから、さすがDOG DEPTのアイテムですね。
DOG DEPT2023年夏アイテムにクールアイテムが豊富に用意されていることはすでにお伝えしましたが、とくに暑さが厳しいこの夏に大いに活躍してくれるのがcompetのペットカート用クールマット。今回はcompetが展開しているフィカゴーフリッタプラスに敷いてみましたが、意外にぴったりサイズでした。ペットキャリーに入れたり、ドッグベッドやドライブベッドに愛犬の”ひんやり”枕として使うこともできたりと、マルチに使えます。カラーはグリーンとイエロー。ララにはイエローをセレクト。デザインも可愛いいので、飼い主用のポーチとしても利用するのもアリですね。
◆フィカゴーフリッタプラス用のカーシートプロテクション紹介◆
今回、三菱デリカミニで南房総の愛犬同伴可能なクロスオーバーリゾート「amane」を訪れた際、愛犬のジャックラッセルのララのために持っていったペットカートが、ベビーカートのcombi(コンビ)から生まれたペットカートブランド、compet(コムペット)が展開する「フィカゴーフリッタプラス」。たった1秒の自動折り畳み機能とコンパクトな収納性が自慢のフィカゴーフリッタの新モデルとして、着脱できるキャビンをサイズアップした新作です。
「フィカゴーフリッタプラス」はわが家の足長ジャックラッセルにも対応するロング&ワイドなキャビン(内寸W310×D550×H55mm/ FLYTTAよりも縦に50mm長く、横に40mm幅広いサイズ)を備え、もちろん、フィカゴーならではの、キャビンを取り外した状態で、片手のボタン操作だけで車体本体を自動で折り畳める”1秒オートクローズ機能”を特徴としつつ、車体本体を開く(元に戻す)際も、片手で引き上げるだけの簡単楽々操作で済むため、使いやすさは抜群です。体重20kgまでのペットの乗車に対応し、底部にある荷物カゴの耐荷重は3kg(キャビンカバー、ショルダーストラップ、リードフック2本付属)となっています。
キャビンには前後に計3か所のメッシュ窓があり、通気性に優れ、キャビン前方のメッシュ窓はフラップで閉じることもできる構造になっているとともに、好みの高さで前後の幌をどちらからでも開くことができるラチェット式幌を採用。
そして、愛犬をクルマに乗せ、ドライブする際に便利なのが、車体本体からサッとキャビンを外し、後席に固定し、愛犬の安全性の高いドライブベッドとして利用できる点(内部にリードフック付属)。今回は、9月上旬以降に発売予定の純正アクセサリー「カーシートプロテクション」(フリッタ、フリッタ・プラスの両方に使用可)のサンプルをお借りし、デリカミニの後席に設置したフィカゴーフリッタプラスのキャビンの下に敷いてララを乗せ、南房総の「amane」へのドライブ旅行に向かいました。
「カーシートプロテクション」は、フィカゴーフリッタ、フィカゴーフリッタプラスのキャビンをクルマの後席に設置して使用する際に不可欠と言っていい純正アクセサリーです。その理由は、キャビン単体でも安定して床に置けるよう、キャビン底部四隅に”足”が付いているから。直接シートに乗せてしまうと足がシートを痛めてしまう可能性があるのです(フィカゴーフリッタプラスのようなキャビンが外せる高級カートはみんな同じ作りです)。
「カーシートプロテクション」の使い方は、フィカゴーフリッタ、フィカゴーフリッタプラスのキャビンを設置する後席部分に敷き、後方左右のベルトの先の金具を、後席のチャイルドシート固定用ISOFIX金具に取り付けて固定。さらに「カーシートプロテクション」前部左右のベルトをフィカゴーフリッタプラスに固定。その上で、フィカゴーフリッタプラスに付属するベルトでキャビンを後席のヘッドレストに回して2重に固定するのですから安心です。実際に使ってみると、「カーシートプロテクション」はしっかりとした生地が使われ、キャビンの足が触れる四隅には補強材が張られ、使わないときはコンパクトに畳める高機能設計であることが分かりました。
「カーシートプロテクション」を併用するメリットは、シートの保護だけではありません。「カーシートプロテクション」なしでキャビンをシートに固定する際は(マットなどを敷くとして)、フィカゴーフリッタプラス付属のベルトとクルマのシートベルトの両方でキャビンを固定することになるのですが、「カーシートプロテクション」を使えばクルマのシートベルトでの固定は不要。脱着の簡便さのメリットまで生まれるのです。
また、今回の南房総へのドライブ旅行では、ランチで店内愛犬同伴可能なピッツァ専門店、2階フロアのみペット同伴OKの、GONZO浜金谷店を訪れたのですが、DANQOOやamaneのレストラン、ダイニング同様に、ララもいっしょにテーブルを囲ませたいということから、フィカゴーフリッタプラスのキャビンだけを(DANQOOのレストランもこの方式)2階のフロアに運び、椅子の上に置かせてもらい、ララとともにランチをしたのです。キャビンは比較的軽く、2階フロアまで持っていくのもまったく苦ではありませんでした。
つまり、フィカゴーフリッタプラスのような、キャビンと車体本体が分離するペットカートは、お散歩、ドライブ旅行に有用なのはもちろん、とくに夏、愛犬を熱くなった路面を直接歩かせずに済み、キャリーケースやペットカートの使用時のみペット店内OKのカフェ、レストラン、ショップへの入店をしやすくしてくれるメリットもあるのです。
さらに言えば、ペットカートを携えてドライブに出かける場合、キャビンを後席に設置することで、ラゲッジルームにはワンタッチでコンパクトに畳める車体本体だけを積めばよく、ラゲッジルームの荷物の積載効率がグッと高まるところも見逃せないポイントです。
いずれにしても、フィカゴーフリッタ、フィカゴーフリッタプラスのアクセサリーに新たに加わる「カーシートプロテクション」によって、クルマの後席でのフィカゴーフリッタプラスの設置性、装着のしやすさが一段と高まることは間違いないでしょう。「カーシートプロテクション」はこの記事公開時点ではまだ未発売ですが、9月上旬以降、フィカゴーフリッタ、フィカゴーフリッタプラスの公式HPでぜひチェックしてみて下さい。
文/青山尚暉
写真/雪岡直樹