マイボイスコムは、16回目となる大手スーパーのブランドイメージに関するインターネット調査を実施。9594名から得た回答結果をグラフにまとめて発表した。本稿では、その一部を抜粋してお伝えする。
画像はイメージです
最も品揃えが充実していると思う大手スーパー
最も品揃えが充実していると思う大手スーパーは、イオンが45.5%、イトーヨーカドーが10.7%。最頻利用スーパーが最も品揃えが充実していると回答した人は、イオン主利用者で7割弱みられた。ダイエー、西友主利用者では、主利用スーパーよりイオンを選ぶ人の方が多くなっている。
大手スーパー利用時の重視点
大手スーパー利用時の重視点は(複数回答・3つまで)、「価格が手頃」が56.8%、「自宅や職場からのアクセスがよい」が39.9%、「取り扱い商品のジャンルが幅広い」が35.7%となっている。
最も品質がよいと思う大手スーパー
最も品質がよいと思う大手スーパーは、イオンが29.8%、イトーヨーカドーが13.6%だった。一方、「わからない」も48.5%存在している。
関東ではイトーヨーカドー、北陸や中部ではアピタ・ピアゴが他の地域よりやや高くなっていた。
価格が最も魅力的だと思う大手スーパー
価格が最も魅力的だと思う大手スーパーは、イオンが30.7%、西友が12.0%だった。他のイメージ項目に比べて、西友の比率が高くなっている。
最頻利用スーパーが最も価格が魅力的だと回答した人は西友、イオン主利用者で5割前後と、他の層より高くなっていた。
最も革新的・先進的であると思う大手スーパー
最も革新的・先進的だと思う大手スーパーは、イオンが33.6%、イトーヨーカドーが5.7%となった。ただし、「わからない」が52.7%を占めている。
北陸や中部では、2位が「アピタ・ピアゴ」となった。
最も信頼できると思う大手スーパー
最も信頼できると思う大手スーパーは、イオンが34.5%、イトーヨーカドーが11.4%、西友が4.2%という結果になった。北陸や中部では、2位がアピタ・ピアゴとなっている。
最頻利用スーパーが最も信頼できると回答した人は、イオン主利用者で5割強、イトーヨーカドー主利用者で5割、アピタ・ピアゴ主利用者で3割だった。
回答者のコメント〜大手スーパーの不満点・改善してほしい点
・鹿児島の地方部は全国区のスーパーが進出していない。ローカルスーパーが殿様商売をしているので、ぜひ進出して風穴を開けてほしい。(男性38歳)
・駐車場が止めずらい事が多い。3ナンバー車の幅は確保して欲しい。(男性62歳)
・近所のスーパーがリニューアルし、セルフレジがなくなった。そのかわり、買い物中に自分でバーコードを読み取って支払うタイプが数台導入された。それはそれで良いが、買うものが少ないときは店員にやってもらうためけっきょく列ができる。セルフレジは残しておいてほしかった。(女性28歳)
・夕方遅い時間に行くと生鮮食品がほとんど残っていないことがあるので、遅い時間でもある程度の品揃えがあると嬉しい。(女性28歳)
・車で買いに来る人向けの郊外に多いイメージがあるので、電車の駅の近くにもっと店舗ができてほしい。(女性39歳)
・アプリとかどんどん新しくなるのでついていけない。インストールとかめんどくさい。(女性43歳)
・品種の偏りがひどくなっていて、話題になっている品物の売り場はやたら大きくとられている。(女性65歳)
調査概要
調査方法/インターネット調査
調査対象/MyVoiceのアンケートモニター
調査時期/2023年5月1日~5月5日
回答者数/9594名
関連情報
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=29808
構成/清水眞希