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ソニーがAIによる高精度な被写体認識や最新の静止画・動画性能を凝縮したAPS-Cミラーレス一眼カメラ「α6700」を発売

2023.07.15

ソニーは、APS-Cミラーレス一眼カメラ「α6700」を7月28日に発売する。価格はオープン。市場推定価格はボディ単体「ILCE-6700」が220,000円前後、高倍率標準ズームレンズ「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」を同梱したレンズキット「ILCE-6700M」が260,000円前後。

「α6700」は、フルサイズ一眼カメラαシリーズと映像制作用カメラ商品群Cinema Lineで培った最新の静止画・動画性能を、α6000シリーズならではの小型軽量ボディに凝縮したAPS-Cミラーレス一眼カメラ。その主な特徴は以下のとおりとなる。

高い描写性能とAIによる高精度な被写体認識

APS-Cサイズの有効約2600万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor Rと、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを搭載することで、高い描写性能を実現。また、常用ISO感度は静止画・動画時とも100~32,000(静止画撮影時拡張感度はISO 50~102,400)を実現し、高感度でノイズを抑えた撮影が可能だ。

また、見た目や印象をかんたんに変えることができるクリエイティブルックも装備。さらに、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF」で、高精度かつ多種類の被写体を認識。認識できる被写体は、従来のα6000シリーズの人物、動物に加え、新たに鳥や昆虫、車や列車、飛行機も認識できるようになる。

↑「α6700」で撮影した作品

4K120p対応の優れた動画性能

6K相当の豊富な情報量を凝縮することで、高品位な4K映像として出力することができ、4K120fpsのハイフレームレート動画記録に対応。また、14+ストップのワイドラチチュードを実現したS-Log3を搭載し、豊かな階調性能を実現。さらに、映像制作用カメラ商品群Cinema Lineの開発を通じて培った画作り「S-Cinetone」を搭載し、人の肌を美しく描写する。

加えて、AI技術により、カメラが自動的に構図を変更する「オートフレーミング」も備え、カメラを動かすことなく、被写体を追従するスムーズなカメラワークが可能。音声面においては、デジタルオーディオインターフェース対応した「マルチインターフェース(MI)シュー」をカメラ本体に搭載する。

小型軽量ならではの機動力と操作性・接続性

本体サイズ幅約122.0×高さ約69.0×奥行約75.1mm、重さ約493gという小型・軽量設計なので、取り回しが良く手軽に持ち運ぶことが可能。タッチ操作ができるバリアングル液晶モニターも搭載し、最新のタッチメニューによる直感的な操作で快適な撮影をサポートする。

また、好みの機能をアサインできる前ダイヤルや静止画/動画/S&Q切り替えダイヤルを搭載。さらに、5.0段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正と動画用のアクティブモードを搭載し、安定したカメラワークを実現する。

接続性においては、カメラで撮影した動画・静止画を簡単にクラウドサービスへアップロードするスマートフォン向けアプリ「Creators’ App」に新たに対応し、リモートでのカメラ操作に加え、カメラからモバイル機器への画像転送が行なえる。

そのほか、リモートでのカメラ操作と撮影設定の変更が可能なソフトウェアの開発キット「Camera Remote SDK」の新バージョンに、2023年7月中に対応する予定だという。

↑タッチ操作ができるバリアングル液晶モニターを搭載

環境に配慮した設計とアクセシビリティ

ソニーはこれまでに、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラにおいて、約10年間で約379トンのバージンプラスチックを再生プラスチックに置き換えてきた。カメラ本体に積極的にSORPLASを含め再生材を使用するほか、梱包面でも商品を包む袋には植物由来の不織布を使用し、プラスチックを削減することで環境負荷低減を実現する。

また、メニューと動画再生画面を音声で読み上げて操作をアシストする「音声読み上げ」機能を搭載し、多様なクリエイターの制作活動をサポートする。

ショットガンマイクロホン「ECM-M1」も同時発売

ビデオグラファーやVlogger向けに、ステレオを含む8つの収音モードと高音質な音声収録ができるショットガンマイクロホン「ECM-M1」(メーカー希望小売価格45,100円)も7月28日に発売。4つのマイクカプセルを搭載し、独自のビームフォーミング技術により、ショットガンマイクでありながらステレオを含む8つの収音モードを選択することができる。

また、マイク正面(約30度範囲)の目的音を取り込むと同時に、周囲の環境音をリアルタイムに解析しながら正面以外の音をより効果的に抑制する超鋭指向性モードも搭載。本モードは、被写体が常にマイク正面にいて、周囲の音をなるべく取り込みたくないインタビューや自撮りなどの撮影シーンに適している。

↑ショットガンマイクロホン「ECM-M1」

製品情報
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6700/

構成/立原尚子

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