アドビは、画像生成AI「Adobe Firefly(web版)」で、日本語をはじめてとした100以上の言語へのテキストプロンプト入力のサポートを開始。また、「Adobe Firefly(web版)」のユーザーインターフェイスを20か国語以上に拡大。
日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、ポルトガル語のバージョンについては、7月12日から提供を開始した。
「Adobe Firefly(ベータ版)」は2023年3月にリリースされ、2023年5月には「Adobe Photoshop(ベータ版)」に搭載。このほか、Adobe Express(最新バージョンのベータ版)、Adobe Illustrator(英語版のベータ版)に対応している。
ちなみに、「Adobe Firefly(ベータ版)と「Adobe Photoshop(ベータ版)」を合わせてこれまでに10億枚以上もの画像が生成されているという。
「Adobe Firefly(web版)」では、これまでは英単語によるプロンプト入力のみに対応していたが、今回、日本語をはじめてとした100以上の言語に対応したことで、さらに普及が進むことが予想される。
なお、「Adobe Firefly(web版)」は現在ベータ版で展開しており、ユーザーの声を反映しながら、日々開発を進められている。
日本語をはじめとした多言語でのプロンプト入力についてもまだ開発段階だが、同社では、今後多くのユーザーのフィードバックをもとに改良を重ね、開発スピートを加速し、さらなる性能強化を目指するとしている。
関連情報
https://www.adobe.com/jp/
構成/立原尚子