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自信のない気持ちを吹き飛ばす、自分への問いかけ「What」の効果

2023.09.13PR

「ダイエットしたいと思いながら、つい食べすぎてしまう」「忙しすぎて、自分のやりたいことをする時間がもてない」「相手にハッキリ言うことができず、ストレスを感じた」「ついスマホを見すぎて、時間をムダにしてしまった」など、思いどおりにいかない自分に苛立だったり、自分を責めたりしたこはないでしょうか?

日々の生活の中で、意志が弱く、なかなか思いどおりにいかないことってありますよね。でも、実は自分を変えることができるかどうかに、意志が強いか弱いかは関係ないそうです。
意志の力に頼るのでなければ、どうしたらいいか。その答えは「言葉の力」を利用することだそうです。
人は1日の中で、自分との会話「脳内トーク」を何千回から何万回も行っていると考えられています。つまり、脳は「脳内トーク」の影響を多大に受けているのです。

それなのに私たちは他人と話す技術は学ぼうとするのに、なぜ自分と話す技術は学ばないのでしょうか? 今回は最新の研究データに基づき、誰でも簡単に「脳内トーク」を変えられる方法を、わかりやすく解説した脳科学者の西 剛志さんの著書「世界一やさしい自分を変える方法」の中からDIME読者におすすめしたいノウハウを厳選、再編集してお届けします! 

「脳内トーク」の技術を駆使して、脳をよい意味で騙し、自らを成功へと導いてください。

「自信がない気持ち」をふき飛ばす

ひと口に「自信がない」と言ってもいろいろあります。

知識が足りていなくて自信がない。

自己肯定感が足りていなくて自信がない。

完璧を求めすぎて自信がない。

など、いろいろなパターンがあると思いますが、こういうときに私たちがよく行っている「脳内トーク」が、「なぜ、自分は自信がないんだろう?」です。

これを聞くと、ほとんどの人はネガティブな気持ちになると思います。

では、こう「脳内トーク」すると、どうでしょうか。

「何が、自分の自信をなくしているのだろうか?」

ネガティブな感情に意識がいくよりも、その原因(正体)がなんなのかを知りたいという意識のほうになりませんか。

これも、うまくいく人の「脳内トーク」の1つで、「何?(What)の効果」と呼んでいます。

よく、「なぜ?(Why)」と問いかけることは、発想を生み出すために大事だと言われます。

しかし、ネガティブなことについて「なぜ?」と問いかけると、どうしても脳は、否定的なことばかりを探求してしまうため、脳の状態が下がってしまいます。

心理学者のJ.グレゴリー・ヒクソンらが、こんな実験をしました。

①  大学生のグループに「社交性、好感度、人の関心を惹ひきつける力」についてのアンケートをする

② アンケート結果に対して、わざと否定するような意見を学生に伝える

③  1つ目のグループには、否定的な意見に対して「なぜ、自分はそのような人間なのか?」を考えてもらう

④  残りの学生には、「自分は何か?(自分はどのような人間なのか?)」を考えてもらう

その結果、

・「なぜ?」と考えてもらったグループは、否定的な意見に反発するような意見が多く出た。

・「何?」と考えた学生は、否定的な意見を素直に受け取り、そこから学ぼうとする姿勢すら見せた人もいた。

ほかの研究でも、自分のことを正しく理解している人は、「なぜ?」より「何?」をより多く使っていることがわかりました。この調査では、「なぜ?」を150回以下しか使わなかったのに対し、「何?」という言葉は1000回以上も使っていたそうです。

マイナスなことに対して、「なぜ?」と自分に問うと、私たちは視点が自分に縛られがちです。その結果、主観的になり、冷静な判断が難しくなってしまうのです。

「なぜ?」という質問は、非生産的な思考を招いたり、自分の正しさを過信させてしまうという研究もあるくらいです。

「なぜ?」という言葉は、諸刃の剣なんですね。プラスに使えば素晴らしい結果を生み出しますが、マイナスに使うと、視点をマイナスに限定させてしまいます。

「なぜ?」には、取り扱い説明書が必要だったのです。

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