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口癖を見直して変えることができれば、人生は自ずといい方向に変わっていく

2023.08.04PR

「ダイエットしたいと思いながら、つい食べすぎてしまう」「忙しすぎて、自分のやりたいことをする時間がもてない」「相手にハッキリ言うことができず、ストレスを感じた」「ついスマホを見すぎて、時間をムダにしてしまった」など、思いどおりにいかない自分に苛立だったり、自分を責めたりしたこはないでしょうか?

日々の生活の中で、意志が弱く、なかなか思いどおりにいかないことってありますよね。でも、実は自分を変えることができるかどうかに、意志が強いか弱いかは関係ないそうです。
意志の力に頼るのでなければ、どうしたらいいか。その答えは「言葉の力」を利用することだそうです。
人は1日の中で、自分との会話「脳内トーク」を何千回から何万回も行っていると考えられています。つまり、脳は「脳内トーク」の影響を多大に受けているのです。

それなのに私たちは他人と話す技術は学ぼうとするのに、なぜ自分と話す技術は学ばないのでしょうか? 今回は最新の研究データに基づき、誰でも簡単に「脳内トーク」を変えられる方法を、わかりやすく解説した脳科学者の西 剛志さんの著書「世界一やさしい自分を変える方法」の中からDIME読者におすすめしたいノウハウを厳選、再編集してお届けします! 

「脳内トーク」の技術を駆使して、脳をよい意味で騙し、自らを成功へと導いてください。

言葉を聞いたときに、脳内ではいったい何が起こっているのか?

「脳内トーク」には数々の力があることを見てきましたが、私たちが「脳内トーク」をしているとき、脳の中ではどんなことが起きているのでしょうか。

言葉がどのように脳で作用しているのかは、近年かなり複雑なプロセスがわかってきていますが、研究者によっても理論がまちまちで、現在、確実な理論はまだ確立されていません。

ただし、その中でも確実なのが、脳の左半球の前頭前野の「ブローカ野や」と「ウェルニッケ野や」を含む大規模な「言語中枢」と呼ばれるネットワークが関係することです。

おおざっぱに言うと、「ブローカ野」は「話す」、「ウェルニッケ野」は「聴く(理解する)」を担当すると考えられています。

言葉は「話す脳」と「聴く脳」の間の弓きゅう状じょう束そ くという神経繊維を介した幅広いネットワークを通して、認識されます。これを口に出すと、「声に出す言葉」になると考えられています。

そして、現在注目されているのが、視覚と聴覚と体感覚の情報を統合する「視聴覚ミラーニューロン」です。この視聴覚ミラーニューロンは、「話す脳」とほぼ同じ部分にあります。

つまり、言葉を話そうとした瞬間に、その言葉のイメージが体の感覚に影響する可能性があるのです。

実際に、私の研究でも「強い」「弱い」と言った瞬間に、本当に腕の力や相手に抵抗する力が強くなったり、弱くなってしまうことが確認されています。

だからこそ、「脳内トーク」は私たちに多大な影響を与えているのです。

口ぐせを変えれば、人生は自ずと変わっていく

「疲れた」
「ダルい」
「ヤダ」
「興味ない」

つい無意識に発してしまうそんな言葉。

つい言ってしまう言葉のことを「口ぐせ」と言います。

この口ぐせも「脳内トーク」の1つです。

マイナスの口ぐせを変えるのは簡単ではないのではと思うかもしれませんが、ズバリ、口ぐせは変えられます。

なぜなら、脳には可塑性があるからです。大人になったら脳は凝こり固まって変わりにくいと思っているかもしれないですが、脳は大人になってからでも、いくらでも変化できることが脳科学の研究でわかっています。

大変だったことが、今になって思うと「あの出来事があったから今がある」と思える経験がありませんか。それは私たちの脳のネットワークが変化して、考え方が変わったからです。

もう1つ、口ぐせが変えられる理由があります。実は、言語力は私たちの能力の中で環境で変化しやすい力の1つだからです。

そして、この言語の能力は67歳まで伸びていきます。言葉の力は、歳をとってからでも変えることができる貴重な力なんです。

言葉の力を活用して、普段つい出てしまうマイナスの口ぐせを変えれば、人生を変えることもできるのです。スコットランドのテレビ司会者ダニー・ウォレスは、「NO(ノー)」という言葉が口ぐせでした。

しかし、あるとき人生を楽しめていないことに気づいた彼は、これからは「YES(イエス)」と言おうと決めました。

手伝いを頼まれたら「イエス」、車を買わないかと言われても「イエス」、何があっても「イエス」と言い続けた結果、奇想天外なことが起こりはじめます。最終的に仕事も恋愛もうまくいって、人生が大きく好転したそうです。そのストーリーは話題となり、アメリカとイギリスとで映画化までされました(日本でも上映された『イエスマン〝YESは人生のパスワード〟』です)。

口ぐせも「脳内トーク」です。「脳内トーク」を変えることが、人生を変える。私もいろいろな人の人生を見ていて、そのことを実感しています。

☆ ☆ ☆

いかがでしたでしょうか? 成功者と呼ばれる人たちは、「脳内トーク」を意識的に活用しています。「脳内トーク」を使って、脳をよい意味で騙し、自分の常識(思い込み)を打ち破る。そして、視点を増やす 。成功者たちの多くが、 「脳内トーク」を活用して、自分を変えてきた人たちなのです。

「人生を変えるためには、大きなことをしなければならない」 、多くの人がそんな常識を信じています。しかし、研究からわかったことは、私たちは大きなことをする必要はないということでした。日々の小さなことが、物事のとらえ方や行動をはじめ、能力や性格、さらには健康、習慣、パフォーマンスにまで影響を与えるということです。そして、そのベースになるのが、 「脳内トーク」なのです。

自分を変化させて、なりたい自分に近づいていくためのより詳しいヒントは「世界一やさしい自分を変える方法」をチェックしてみてください。

「世界一やさしい自分を変える方法」
著者/西 剛志
発行/株式会社アスコム

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著者/西 剛志(にし・たけゆき)
東京工業大学大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めてこれまで1万人以上に講演会を提供。エビデンスに基づいた研修、商品開発サービスなども全国に展開。テレビやメディアなどにも多数出演。著書シリーズは海外でも出版され「80歳でも脳が老化しない人がやっていること」(アスコム)をはじめとして累計22万部を突破。

脳科学者 西剛志公式サイト
https://nishi-takeyuki.com

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