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困難に遭遇した時に「脳内トーク」で壁を乗り越える方法

2023.07.27PR

「ダイエットしたいと思いながら、つい食べすぎてしまう」「忙しすぎて、自分のやりたいことをする時間がもてない」「相手にハッキリ言うことができず、ストレスを感じた」「ついスマホを見すぎて、時間をムダにしてしまった」など、思いどおりにいかない自分に苛立だったり、自分を責めたりしたこはないでしょうか?

日々の生活の中で、意志が弱く、なかなか思いどおりにいかないことってありますよね。でも、実は自分を変えることができるかどうかに、意志が強いか弱いかは関係ないそうです。
意志の力に頼るのでなければ、どうしたらいいか。その答えは「言葉の力」を利用することだそうです。
人は1日の中で、自分との会話「脳内トーク」を何千回から何万回も行っていると考えられています。つまり、脳は「脳内トーク」の影響を多大に受けているのです。

それなのに私たちは他人と話す技術は学ぼうとするのに、なぜ自分と話す技術は学ばないのでしょうか? 今回は最新の研究データに基づき、誰でも簡単に「脳内トーク」を変えられる方法を、わかりやすく解説した脳科学者の西 剛志さんの著書「世界一やさしい自分を変える方法」の中からDIME読者におすすめしたいノウハウを厳選、再編集してお届けします! 

「脳内トーク」の技術を駆使して、脳をよい意味で騙し、自らを成功へと導いてください。

「脳内トーク」とは何か?

① 「外は寒そうだから、今日はコートにしよう」
② 「いただきます」
③ 「ねぇねぇ、明日の集合時間って何時だっけ?」

これらの言葉の違いがわかりますか。

この3つの言葉は種類が違います。

① 脳内で話した言葉
② 声に出した言葉
③ 他者に話した言葉

この3つです。

「脳内で話した言葉」、これが基本的な「脳内トーク」です。「声に出した言葉(自分に語りかける言葉も含む)」はプライベートスピーチといって、ひとり言のような言葉も含まれます(本書では、声に出す言葉も含めて「脳内トーク」として扱います。どちらも効果は変わりません)。「他者に話した言葉」は対話型と呼ばれ、対人コミュニケーションで使われます。

ちなみに米国の研究では、脳内で話す言葉は、声に出す言葉よりも10倍以上も速い人がいて、1分あたり4000語以上も話していることがわかっています。

たとえば、本を読んだとき、声に出して読むより、声に出さないで読んだほうが読むスピードが上がりますが、これはまさに「脳内トーク」のスピードが速いからです。

私たちは通常、口に出す言葉よりも、脳内で話している言葉の数のほうが圧倒的に多いのです。

困難に遭遇したときは「脳内トーク」で壁を乗り越える

人はなぜ「脳内トーク」を使うのでしょうか。

このことを理解するための、面白い現象があります。

それは、私たちが困難に遭遇するほど、「脳内トーク」が増えるという現象です。

たとえば、スポーツの世界では、選手は試合中にこんな「脳内トーク」をします。

「左に気をつけろ! あ、右だ、右!」
「そこはダメだ! 相手の裏を読んで回り込んでいくんだ!」
「集中しろ! ここは相手の手の動きを見るんだ!」

これは一例ですが、脳内で自分に対してこのようなトークをするのは、集中力を高めるためです。脳は言葉に従い、瞬時にそこに注意を向けることができるからです。

「左に気をつけろ」と言われると、左にフォーカスできます。「相手の裏」と言われると、相手の裏に意識が集中します。

脳は、困難を乗り越えるために、「脳内トーク」を利用して集中力を高めているのです。

たとえば、不慣れな土地で車の運転をするときに、「次を右かな?」「信号があったら曲がろう」など、ひとり言が増える人がいます。これは事故(困難)に遭遇しないように、「脳内トーク」を活用しているのです。

買い物をするときに、商品名を言いながら探すと、より早く、的確に商品を探せると言われていますが、これも同じ効果です。

英国ノッティンガム・トレント大学の研究でも、「自分が何をやっているか」という自分の思考を言葉に出すと、作業ミスが78%も減ることがわかっています。ミスは集中力の欠如から生まれるため、何をやっているかを言葉にすると、集中力が高まるのです。

オリンピックの代表にメンバー入りした選手など、一流のアスリートほど「脳内トーク」が多いこともわかっています。

☆ ☆ ☆

いかがでしたでしょうか? 成功者と呼ばれる人たちは、「脳内トーク」を意識的に活用しています。「脳内トーク」を使って、脳をよい意味で騙し、自分の常識(思い込み)を打ち破る。そして、視点を増やす 。成功者たちの多くが、 「脳内トーク」を活用して、自分を変えてきた人たちなのです。

「人生を変えるためには、大きなことをしなければならない」 、多くの人がそんな常識を信じています。しかし、研究からわかったことは、私たちは大きなことをする必要はないということでした。日々の小さなことが、物事のとらえ方や行動をはじめ、能力や性格、さらには健康、習慣、パフォーマンスにまで影響を与えるということです。そして、そのベースになるのが、 「脳内トーク」なのです。

自分を変化させて、なりたい自分に近づいていくためのより詳しいヒントは「世界一やさしい自分を変える方法」をチェックしてみてください。

「世界一やさしい自分を変える方法」
著者/西 剛志
発行/株式会社アスコム

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著者/西 剛志(にし・たけゆき)
東京工業大学大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めてこれまで1万人以上に講演会を提供。エビデンスに基づいた研修、商品開発サービスなども全国に展開。テレビやメディアなどにも多数出演。著書シリーズは海外でも出版され「80歳でも脳が老化しない人がやっていること」(アスコム)をはじめとして累計22万部を突破。

脳科学者 西剛志公式サイト
https://nishi-takeyuki.com

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