Beijing Roborock TechnologyとSB C&Sは、4way全自動ドックを搭載したロボット掃除機「Roborock S8 Pro Ultra」を7月14日より全国のヤマダデンキ各店舗(一部店舗を除く)、ヤマダウェブコム、Roborock Japanダイレクト(本店およびAmazon店)で発売すると発表した。参考価格は229,900円。
「Roborock S8 Pro Ultra」は、水拭きモップの洗浄・乾燥・給水から吸引されたゴミ収集までの面倒なメンテナンスを全自動化する4way全自動ドックを搭載したロボット掃除機。掃除中および終了時に自動でドックに戻り、毎分745回転するブラシでモップの汚れを洗浄するうえ、洗浄を終えたモップを、熱風で自動乾燥もしてくれるのだ。
しかも、掃除中にモップ洗浄を行なう時間の間隔は、9段階(10~50分の5分間隔)に設定ができ、常に清潔なモップで掃除をすることが可能。乾燥時間は、湿気の多い時期やさまざまな環境などを考慮して3つの時間設定(2~4時間の1時間間隔)ができる。
また、水拭きやモップの洗浄に必要な水は、自動で給水するので、水拭きのたびにモップを濡らす必要もなし。水拭き掃除中にロボット掃除機の水タンク水量が不足すると自動でドックに戻り、給水を開始する。
もちろん、ロボット掃除機本体のゴミも自動で収集。2.5リットルの紙パックには60日分のゴミを溜められるので、ゴミを捨てる手間を大幅に削減できる。
もちろん、清掃能力も優秀で、吸引性能は、Roborock製品では最強となる6,000Paにパワーアップした吸引力をはじめ、2本になった新開発のメインブラシにより、カーペットの清掃力がさらに向上。水拭き性能は、最大毎分3,000回のモップ高速振動エリアの拡大や「水拭き超強力モード」の新機能搭載により、こびりついた頑固な汚れにも対応する。
さらに、物体の距離や形状を判断する顔認証技術の原理を活用した高精度の3Dストラクチャードライトとカメラおよび新たに搭載した赤外線イメージングシステムにより、暗い場所でも床にある小物や挟まりやすい家具などの認識・回避が可能。
なお、認識・回避可能な物体はスリッパなどの履き物・コード・電源タップ・布類・ペットの排泄物・扇風機などの台座・体重計・ちりとり・紙くず・ペット・挟まりやすい家具の計11種(2023年7月時点)となる。
このほか、スマホ連携機能も搭載。、Roborockアプリと連携することで、スマホから掃除したルートをリアルタイムで確認できるほか、部屋全体の掃除が一通り完了すると、アプリ上にマップが完成するので、掃除したいエリア、進入してほしくないエリア、水拭きをしてほしくないエリアの設定が可能となる。
外形寸法は本体が直径35.3×高さ9.65cm、4way全自動ドックが幅42.6×奥行51.4×高さ45.0cm。重量は本体が約4.5kg、4way全自動ドックが約10.1kg。最長稼働時間は180分(:サイレントモードでモップモジュールを取り外した吸引掃除の場合)。
製品情報
https://www.roborock.jp/products/s8-pro-ultra
構成/立原尚子