直近10年間で1時間の降水量が80mm超の大雨の発生頻度は約2倍に
ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が提供する「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版、Android版)は、現在地やユーザーが登録したエリアに雨雲が近づいた際に、プッシュ通知で知らせる「雨雲接近通知」機能の提供を開始した。
近年、ゲリラ豪雨や線状降水帯などの影響で、大雨による災害が頻繁に発生している。実際、気象庁が公表したデータ(※1)によると、1980年頃と比較して直近10年間は、1時間降水量80mmを超える大雨の発生頻度がおおむね2倍にまで増加している。
また、2023年7月から9月までの天候の見通し(※2)では、東日本と西日本の降水量は「平年並み」か「多くなる」ことが予想されており、出水期となるこれからの季節には大雨への備えが不可欠となる。
「Yahoo! JAPAN」アプリでは、豪雨や台風への備えとして、避難情報・豪雨予報といった各種通知など、大雨のときに役立つ機能を提供している。
また、全国各地の雨雲の動きをリアルタイムおよび最大15時間先まで確認できる「雨雲レーダー」は、多くのユーザーに日常生活でも利用されていることから、今回新たに「Yahoo! JAPAN」アプリで本機能の提供を開始した。
通知イメージ
本機能は、現在地やユーザーが登録したエリアに雨雲が近づくと、プッシュ通知で知らせる機能。(※3)。
ユーザーは「Yahoo! JAPAN」アプリを開かなくても、雨が降り始める前に雨雲の接近を知ることができるため、急な雨の回避に役立つ。
通知対象となるのは降水量1mm/h以上の雨で、10mm/hを超える場合には「強い雨」と表現されるため、雨の強弱も把握できる。
また、通知を開くと「雨雲レーダー」に遷移するため、雨雲の動きをリアルタイムに確認することも可能だ。
同社では今回のローンチに際して「本機能の追加により、『Yahoo! JAPAN』アプリは天気情報の提供を強化するとともに、生活に必要な幅広い情報をアプリ一つでカバーできることを目指します」とコメントしている。
※1:気象庁「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」(外部サイト)
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html
※2:気象庁「向こう3か月の天候の見通し 全国 (07月~09月)」(外部サイト)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P3M
※3:本機能の利用にはプッシュ通知の設定が必要です。
関連情報
https://promo-mobile.yahoo.co.jp/yjapp/
構成/清水眞希