今年も値上げラッシュが止まらない。光熱費、食品、日用品など、様々なサービス・モノの価格が上がっているが、実際のところ、影響を感じている人はどの程度存在するのだろうか?
LENDEXはこのほど、20代〜60代の男女1,130名を対象に「値上げ」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
8割以上の人が「値上げが生活に影響」
「値上げにより生活に影響は出ましたか?」と質問したところ、「かなり影響が出た」(40.8%)と、「少し影響が出た」(42.5%)を合わせて、8割以上の人が影響が出たことがわかった。
「値上げに乗じて、お金の使い方など、意識的な変化はありましたか?」と質問したところ、「かなり変わった」(26.3%)と「少し変わった」(47.8%)を合わせて、8割以上の人が変化があったとわかった。
「値上げに対して、どのような対策を行っていますか?(複数回答可)」と質問したところ、「ポイ活」(51.2%)という回答が最多となり、以下、「光熱費の見直し」(30.4%)、「特に何もしていない」(24.3%)、「家計簿をつけて家計管理をする」(22.8%)、「通信費の見直し」(15.8%)と続いた。
資質を抑えるためにやっていること、1位は「外食を控える」
「支出を抑えるために行っていることがあれば教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「外食を控える」(47.4%)と回答した人が最も多く、以下「できるだけ安い物を買う」(46.4%)、「自炊をする」(40.7%)、「買い物は必要最低限に留める」(40.4%)、「セールや特売の時に買い物をする」(40.3%)と続いた。
「値上がりが続く中で、収入を今より増やす必要があると感じますか?」と質問したところ、「かなり感じる」(40.3%)と「少し感じる」(40.6%)を合わせて、約8割の人が収入を増やす必要があると感じていることがわかった。しかし、「収入を増やすために行っていること(行ったこと)があれば教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「特になし」(47.3%)がダントツで多かった。収入を増やす必要性を感じつつ、具体的な行動を実践できていない人が多数派のようだ。
「2023年も値上げの傾向は増えていくと思いますか?」と聞いたところ、「非常にそう思う」が38.1%、「そう思う」が47.9%となり、今後も値上げ傾向が続くと回答した人がおよそ9割に上った。
「値上げをされて特に困った品目は何ですか?(複数回答可)」を聞いたところ、「生鮮食品(野菜・果物・肉・魚など)」が69.5%で最多となり、以下、「ティッシュ類(ティッシュペーパー・トイレットペーパーなど)」(35.2%)、「インスタント麺(カップ麺・インスタントラーメンなど)」(33.4%)、「冷凍食品」(32.4%)、「乳飲料(牛乳・ヨーグルトなど)」(30.5%)と続いた。
<調査概要>
【調査期間】2023年4月11日~2023年4月12日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,130人
【調査対象】20代~60代の男女
【モニター提供元】Find Wow
出典元:株式会社LENDEX
構成/こじへい