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NECが独自のLLMのライセンスや専用ハードウェア、ソフトウェア、コンサルティングサービスなど日本市場向けの生成AIサービスをリリース

2023.07.11

NECは、日本市場向けに生成AIサービスの提供を開始すると発表した。LLM(Large Language Model:大規模言語モデル)のライセンス、日本市場のニーズに合わせた専用ハードウェア、ソフトウェア、コンサルティングサービスなどを提供する「NEC Generative AI Service」として今月から順次提供を開始する。

あわせて、NECの知見と顧客のナレッジを連携させ、顧客と共に、その顧客向けのモデル作成や、LLM活用のためのソフトウェア整備、組織立ち上げなどを包括的に支援するプログラム「NEC Generative AI Advanced Customer Program」を約10の企業・大学と共に立ち上げたことも発表。

さらに、研究者やAIへの指示を的確に行なうプロンプトエンジニア、コンサルタント、デジタルトラストなどのプロフェッショナルからなる専門組織「NEC Generative AI Hub」をCDO(Chief Digital Officer)直下に7月1日付で新設したことも明らかにした。

NECはこれら生成AI関連事業において今後3年間で約500億円の売上を目指すとしている。

生成AIにおいては昨今、ChatGPTが2022年11月のサービス提供開始から2か月間で1億ユーザを突破するなど、さまざまな言語モデルを活用した業務変革の検討が企業や公共機関でなされており、市場から大きく注目されている。

一方、生成AIの活用では情報漏洩や脆弱性等に関するセキュリティ面、正確性やシステムの継続利用等に関する活用時の課題がある。また、企業での利活用においては企業内に蓄積されたナレッジのモデル化や、企業内の利用促進体制の整備など、翻訳や要約などではない、より本質的な用途に活用する取り組みが必要となる。

NECでは本年5月から生成AIの社内業務利用を開始。社員が安全・安心に使える体制と仕組みを2週間で構築した。社内チャットでの利用やWEB会議ツールなどの社内システムとも連携し、利用者数約2万人、1日約1万回の活用が進んでおり、その結果、資料作成時間の50%削減、議事録作成の時間を平均30分から約5分に短縮したほか、社内システム開発におけるソースコード作成業務の効率化で工数80%の削減などの成果も出始めているという。

同社は、今後も、全従業員に共通する文書校正等の業務効率化や、ソフトウェア開発などの専門領域にも活用すると共に、社内利用で得たノウハウをLLM関連サービスへ反映していくとしている。

NECのLLMの特徴

・高い日本語能力:業務で求められる知識量および文書読解力で、トップクラスの性能を達成
・軽量:モデルサイズがコンパクトで、標準的なGPUサーバで動作するとともに、顧客の業務に特化させたLLMが短期間で容易に構築可能

NEC Generative AI Serviceの特徴

NECは自ら培っているノウハウや取り組みを「NEC Generative AI Service Menu」としてワンストップで支援できるメニューを7月から順次、提供開始。業務のコンサルティングや仮説検証などのサービスを提供することで、効果高く迅速に顧客の業務変革に貢献する。

また、LLMを組み込みやすくするためのソフトウェア「NEC Generative AI Framework」の提供も行なう。LLMは、「Microsoft Azure OpenAI Service」やNECの開発したLLMをニーズに合わせて提供。さらに、機密情報を扱う顧客向けにオンプレミス環境などセキュアな環境もクラウドサービスと共に提供する。

なお、NECとMicrosoft とのグローバルアライアンスのもとに、「Microsoft Azure ExpressRoute」への接続拠点があるNEC印西データセンターを中核に提供。「NECのLLM」や「NEC Generative AI Framework」、オンプレミス利用が可能となるハードウェア基盤「NEC Generative AI Appliance Server」を組み合わせることで、低遅延でセキュアなLLM環境を実現する。

NEC Generative AI Advanced Customer Programの特徴

「NEC Generative AI Advanced Customer Program」は、生成AIを活用した企業価値創造のために、言語モデルのカスタマイズ、業務アプリケーション開発、環境整備、人材育成などの包括的支援と、参加企業同士の交流を促進するプログラム。主な特徴は以下のとおりとなる。

・コンサルタントによるワークショップでのLLM活用戦略、シナリオ、ユースケースの立案と社内利用ガイドラインの作成
・NECのLLMを利用することによる、プライベート環境での実証実験や、LLMを活用した企業内データによる個別チューニングの実施
・AI領域のハイクラス人材育成としてNECの先端サービスの先行トライアル、LLM活用に向けた講習会、ハンズオンなどのトレーニング実施
・異業種間での意見交換による新しいビジネスパターンの創出

関連情報
https://jpn.nec.com/LLM/index.html

構成/立原尚子

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