子どもから大人まで、みんな大好きなハンバーガー。街にはお手頃価格のファストフードから、高級ハンバーガーまで、さまざまな種類のハンバーガーショップが軒を連ねている。
日本で人気のハンバーガーチェーンランキングを見てみると
LINEリサーチが今年の6月に日本全国の15歳~64歳の男女5254名に行った調査によると「一番好きなハンバーガーチェーン店は?」に対する回答は、1位が圧倒的にマクドナルド(47.9%)、2位はモスバーガー(23.7%)、3位ケンタッキーフライドチキン(5.8%)となり、4位に続くのがバーガーキング(5.4%)だ。
さらに年代別に見ると、どの年代も1位、2位は変わらないが、20代、30代、40代の3位はバーガーキングとなり、4位のケンタッキーフライドチキンと逆転している。
日本マクドナルドホールディングス株式会社のセールスレポートによると、2023年6月のマクドナルドの店舗数は2,965店舗。
株式会社モスフードサービスの公式サイトによると、2023年5月31日時点でのモスバーガーの国内店舗数は1290店舗、そして日本KFCホールディングス株式会社の公式サイトによると2022年3月31日時点でのケンタッキーフライドチキンの店舗数は1172店舗だ。
対し、2023年7月5日時点でのバーガーキングの店舗数は191店舗しかない。店舗は今のところ全都道府県を制覇していないにもかかわらず、ランキング上位に入ってしまうということは、熱狂的なファンをしっかりつかんでいるのだろう。……そう、筆者のように。
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バーガーキングのフードトラックが日本全国を巡る夏
「近くに店舗がない」という声に応えて、この夏、バーガーキングはフードトラックで全国各地を巡るというキャンペーンをスタートした。原宿を皮切りに、大阪、滋賀、立川(花火大会)と回ったあとは、Twitterで募集した出店先に出向き、山梨(音楽フェス)で締めるという、「キング」の大バケーションだ。
フードトラックでは、バーガーキングの看板メニューである「ワッパー」と冷えたコカ・コーラを頼むことができ、原宿・大阪(阿倍野)、滋賀(大津京)では、地名入りの「バーガーキング フードトラック限定ステッカー」がもらえる。
これはバーキンマニアとしては行かねばならぬ……と、オープン初日の7月7日、原宿のフードトラックを訪れたのでレポートする。
ベースはメルセデス・ベンツのトランスポーター「T2 711D」
バーガーキングのフードトラックは原宿と渋谷の間の明治通り沿い、シェアオフィスWeWorkの入口に鎮座していた。
ベースとなっているのは、メルセデス・ベンツのトランスポーター「T2 711D」。日本でも数台しかないという車体を、バーガーキング仕様にラッピングしている。
元気なお姉さんたちに迎えられ、注文できるメニューは、「ワッパー チーズ」セットとフードトラック限定メニュー「スパイシーBBQ ワッパー」セットの2種類。ドリンクはコカ・コーラかコカ・コーラ ゼロの2種類から選択でき、いずれもテイクアウトのみとなる。
今回は限定メニューである「スパイシーBBQ ワッパー」をオーダー。店舗での通常メニューでは「スモーキーBBQ ワッパー」と「スパイシー ワッパー」があるが、その2種類のソースを一度に楽しめるのはここだけだ。
フードトラックのサイドではダクトが外に向けられ、焼き鳥屋さながらに100%ビーフパティを直火焼きする香りをふりまき、道行く人にアピールする演出も。