バンダイは、子ども向け運動用スマートシューズ「DIGICALIZED(デジカライズ)」を発表。シューズと専用センサーユニット7月15日より全国のイオン系シューズ販売店Greenbox、ASBee、ASBeeKIDSにて販売開始する(沖縄の一部店舗除く)。
「DIGICALIZED」は、コロナ禍の影響で外遊び機会が減少し運動不足が増長したと言われる子どもたち向けの“超体感型スマートシューズ”。
シューズのインソールの下にあるセンサーポケットに専用センサーユニットを入れ、センサーと専用アプリを連携させて使用するという仕組みで、アプリ内のアバターとともに各種体感アクティビティをプレイすることで、子どもたちに継続的な運動を促し、楽しみながら健康になってもらうことを目的としているという。
シューズは、子ども靴開発の専門家のアドバイスのもと、動きやすさ・フィット感を重視した仕様で、通常の運動靴としても着用可能。
また、子どものトレンドを反映したデザインと、専用アプリのデジタルな世界観要素を取り入れたビビッドなカラーリングを採用している。
専用センサーユニットは、6軸加速度センサーで、前後左右上下、各方向ひねりなど複雑な動きに対応。常時スマートフォン・タブレット端末と接続していなくても、日常的な運動記録が蓄積でき、その記録を利用できるモードと、端末と常時接続して動きをリアルタイムに送信するモードを備えている。
専用アプリは、東京大学名誉教授・深代千之氏監修のもと、アプリへの没入感アップや運動習慣の定着を目的にコンテンツを開発。
パルクールやダンスバトルなどの運動をすることでストーリーが展開する「クエストモード」と、だるまさんがころんだ、大縄跳びなど直感的に遊べる5種類の体感ミニゲーム「オソトプラクティス」を収録するほか、日常生活の歩数に応じて、アプリ内の舞台となる「ソールワールド」に暮らす音の精霊「ソール」が出現。
2種類のパズルゲームのいずれかをクリアすることでその「ソール」を仲間にし、クエスト内で活用することができる。
なお、セイコーエプソンが開発したM-Tracerテクノロジーのモーションセンシングアルゴリズムを活用しているため、リアルタイムで正確に子どもの足の動きを解析・判定することが可能。さらに、リアルタイムでセンサーとデバイスが接続しているため、自分のシューズをコントローラーのように扱うことができるという。
シューズは、通常モデルと高機能モデルを用意し、サイズは19/20/21/21.5/22/22.5/23/23.5/24/24.5/25cmで展開(モデルによって展開サイズは異なる)。
通常モデルは面ファスナータイプの「Danthem」(全3色)、シューレースタイプの「DFTW」(全3色)と「Dcue」(全2色)の全8種をラインアップし、価格は各4,950円。高機能モデルは面ファスナータイプの「DGJ」(全2色)とスリッポンタイプの「D2EZ」(全2色)の全4種をラインアップし、価格は各5,390円。
専用センサーユニットは、テスト用コイン電池(CR2032)1個付で、価格は3,300円。専用アプリは、7月6日より無料配信を開始。App StoreまたはGoogle playからダウンロードできる。
構成/立原尚子