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ペットなど動く被写体にも対応!成熟度を増した1インチセンサースマホ「AQUOS R8 pro」のカメラがスゴい!

2023.07.08

シャープのフラッグシップスマートフォン「AQUOS R」シリーズでは、2021年発売の「AQUOS R6」よりライカカメラ社と協業し、1インチセンサーを搭載したカメラを搭載。当初はスマートフォン専用のセンサーではなかったこともあり、シャッタースピードの遅さ、AF(オートフォーカス)機能などに、やや〝じゃじゃ馬〟感がありましたが、翌年発売された「AQUOS R7」では、新たにスマートフォン向けに設計された1インチセンサーを搭載することで、前作の課題をしっかりとクリアし、より使いやすいスマートフォンカメラに進化しています。

そんなAQUOS Rシリーズの2023年モデルとして登場したのが「AQUOS R8 pro」。別途、価格と性能のバランスを高水準に備えた「AQUOS R8」というモデルも用意されていますが、フラッグシップモデルとしての正当な後続モデルは〝pro〟を冠するAQUOS R8 proとなっています。

本記事では、そんなAQUOS R8 proを実際に1週間ほど試し、使用感や操作性について検証してみました。カメラ機能に優れたハイエンドスマートフォンではありますが、新たに搭載された放熱機構など、目の離せないアップデートも多数あるので、ぜひ注目してみてください。

写真撮影が楽しくなる1インチセンサー搭載カメラ

2023年版のフラッグシップモデルとして登場したAQUOS R8 proですが、搭載されている1インチセンサーはAQUOS R7と共通のものとなります。ただし、チップセットが最新モデルになっていることで、主にポートレート撮影などの処理が高速化しています。また、AI機能の向上によって被写体の認識速度が向上するなど、主にソフトウエア面をアップデートすることで、前モデルよりもさらに使いやすいカメラに仕上がっています。有効画素数は約4720万画素となります。

ハードウエア的なアップデートとして、新たに「14chスペクトルセンサー」を搭載。「スペクトル」とは波長という意味で、撮影時の光の強さ、色味といった要素を、より正確に測定するためのセンサーです。これにより、600種類以上の光源を自動的に判定し、より人が目で見た色味に近い写真の撮影ができるようになっています。これに加え、AIによって被写体を識別する機能が搭載されているため、料理、人物、景色といった状況に応じて、最適な表現ができるのが魅力となっています。

以下、AQUOS R8 proで実際に撮影した写真です。掲載用にサイズの調整を行っていますが、その他の編集はしていません。

ナイトモード

1インチセンサーの強みを活かし、全体的にパキっとした写真の撮影ができる印象。筆者は、2世代前のAQUOS R6と共通のカメラを搭載した「Leitz Phone 1」を愛用していますが、シャッタースピードやAF速度もかなり改善されており、一般的なスマートフォンカメラに近い使い心地ながら、きれいな写真が撮れる印象です。

近年のスマートフォンカメラに多い、AIを駆使して色表現を鮮明に補正する「コンピュテーショナルフォトグラフィー」のみに頼る方向性とは違い、14chスペクトルセンサーによる光源判定を組み合わせることで、目で見た色味を忠実に再現する力に長けているのが特徴。派手さこそありませんが、デジタルカメラで撮影したような体験ができるようになっています。

1倍

0.7倍

2倍

6倍

ズーム率は0.7倍~最大6倍。望遠カメラを搭載した、他社ハイエンドモデルと比較するとズーム倍率は劣りますが、1インチセンサーを搭載し、デジタルカメラのような使用感で撮影ができる本製品のコンセプトとはトレードオフの部分といえます。ズーム率の調節が、シークバーで直感的にできるのも、使っていてうれしいポイントでした。

実際に試していて特に印象的なのが、犬、猫といったペットのポートレート撮影。AQUOS R8 proより新たに、犬と猫を認識し、その瞳や体全体を追跡してフォーカスを合わせる機能が搭載されているため、サッとカメラを向けるだけで、ピントの合ったきれいな写真が撮影できます。また、ペットの毛並みをふわふわに表現したり、ぼかしの強さを調節することもできます。

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