東京には、住んでいたら家族や知り合いに自慢したくなるような魅力的な街がある。では、みんなが言われて「スゴイ!」と感じる場所はどこなのか?そして「スゴイ!」と思うポイントはどこなのか?
そんな東京で「住んでいると聞いたらスゴイ!と思う駅」に関する調査を、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」が実施し、その結果をランキング形式で発表した。
総合ランキングでは「六本木」と「田園調布」がデッドヒート。「白金」ブランドも健在
全世代で集計した総合ランキングの1位は「六本木」、2票差で2位が「田園調布」となった。3位には「麻布十番」、4・6位には「白金台」と「白金高輪」がランクインし、白金ブランドの強さも浮き彫りとなった。
20~40代は「六本木」、5、60代は「田園調布」が人気
年代別でランキング化したところ、20代から40代までの1位は「六本木」だったが、50代は2位、60代では3位に降格、替わって「田園調布」が1位となった。
特に60代においては2位の「銀座」に大差をつけている。「麻布十番」は40代において惜しくも圏外(8位)となったものの、20代でも60代でもランクインしており、幅広い層に「スゴイ!」場所として認識されているようだ。
また、白金ブランドの「白金台」「白金高輪」は唯一20代が両駅共に圏外となった。「シロガネーゼ」という言葉も今は昔なのかもしれない。
「スゴイ!」という言葉の意味も世代で変化?
「スゴイ!」と思う駅がある人に対し、その駅のある街に対してのイメージを聞いたところ、1位が「お金持ちが住んでいる」(60.8%)、2位以降は「家賃/物件価格が高い」(58.2%)、「高級/お洒落/有名なお店が多い」(37.8%)と続いた。
上位項目は世代による差異は見当たらなかったが、2、30代と5、60代の回答率で差異が大きかったものTOP5を抽出したところ、「閑静」(差異13.1pt)、「歴史がある」(同12.7pt)、「街並みが美しい」(同11.3pt)が上位に並んだ。
TOP5のイメージはいずれも2、30代よりも5、60代の回答率が高くなっており、閑かさやその地の歴史は若年層よりも年配層に「スゴイ!」という印象をもたらすようだ。
<調査概要>
調査対象:都内に住む20~60代の男女1,566人
調査期間:2023年6月22日~6月26日
調査方法:インターネット調査
中古マンション平均価格について:過去3ヶ月の間に「LIFULL HOME’S」に掲載された物件の中から独自に集計した平均価格を表示(専有面積:70m²の場合、築年数指定なし、2023年6月1日時点)
出典元:株式会社LIFULL
構成/こじへい