〝トッピング〟で、自分で使用する分のデータ通信量やサービスを購入する代わりに、基本料金0円で維持できると話題なのが、KDDIのオンライン専用ブランド「povo2.0」。安さゆえに、KDDIユーザーだけでなく、他キャリアユーザーであっても、サブ回線として契約するのもおすすめです。
【参照】povo2.0/プラン詳細
そんなpovo2.0ですが、基本料金0円という安さの反面、手続きなど際に発生する手数料が高いのでは…と不安に感じる人もいるはず。そこで本記事では、契約やSIMの再発行など、povo2.0の手続きに関する料金をまとめてご紹介します。
povo2.0の契約に手数料は発生する?
povo2.0では、基本的に契約手数料が無料となっています。これは、新規契約や他社からの乗り換え、auからpovo2.0への変更でも共通です。
ただし、過去に1年以内に、同一名義でpovo2.0を累計5回線以上申し込んだことがある人の場合、6回線目以降を新たに契約をすると、事務手数料として3850円が発生します。5回線には、手続き中の回線や、auやUQ mobileへの変更済み回線、解約済みの回線も含まれます。
手数料は、契約の翌月または翌々月に請求されます。
povo2.0利用中にはどんな料金が発生する?
上述の通り、povo2.0は基本料金が0円なのに加えて、ほとんどの場合は契約手数料も発生しません。
povo2.0の使用中に発生する料金として、最もわかりやすいのは「トッピング」の料金でしょう。例えば、データ通信量を購入できる「データトッピング」は、1GB(7日間)が390円/回、3GB(30日間)が990円/回といったように用意されており、必要な分を選択し購入することができます。
トッピングとしては、データトッピングのほかにも、「DAZN」や「smash.」が使い放題になる「コンテンツトッピング」、通話かけ放題などが利用できる「通話トッピング」などが利用できます。タイミング次第では、お得にデータ通信量を購入できる、期間限定のトッピングも用意されているので、povo2.0公式サイトや、公式SNSをこまめにチェックするのがおすすめです。
トッピングのほかに発生する料金としては、通話トッピングを購入していない場合は通話料(国内通話22円/30秒)、国内SMS送信(3.3円/通、70字まで)などが挙げられます。買い物の料金を、月々のデータ通信料金と合算して支払いができる「auかんたん決済」を利用した場合も、利用料金が請求されます。
そのほか、ユニバーサルサービス料が2.2円/月、電話リレーサービス料が1.1円/月が発生しますが、これらは購入したトッピングが有効な月、もしくは従量の通話、SMSなどの利用があった月のみ請求されます。
前月分の通話料金、当月分の通話トッピング、前月分のサポートトッピングの料金は、当月の10日ごろに請求されます。ただし、契約初月の通話トッピングの料金は、翌月の請求と合算となります。一方、データトッピングやコンテンツトッピングは、購入の都度、請求されることになります。
なお、povo2.0の解約月にも、他社サービス同様に通常料金が発生します。
povo2.0で機種変更をするとSIMカード、eSIMの再発行で手数料がかかる?
povo2.0では、SIMカード、eSIMの両方を提供しているため、契約する際にはどちらかを選択することができます。
機種変更などに応じて、SIMカード、eSIMの再発行を行う際には、SIMカードの再発行(eSIMからSIMカードへの変更を含む)の場合は3850円、eSIMの再発行(SIMカードからeSIMへの変更を含む)の場合は440円と定められていますが、執筆時点(2023年6月)では終了期間未定で無料となっています。
【参照】povo2.0ご利用にあたっての確認事項/ ご契約にあたっての確認事項
※データは2023年6月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦