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歴史動画が大バズり!YouTubeの戦国BANASHIのミスター武士道が指南する「歴史に学ぶビジネス籠絡術」

2023.07.04

日本人は本当に歴史が好きだ。

大河ドラマの展開に毎週一喜一憂し、来年の「紫式部」に今から思いを馳せる。

そして今年秋に公開される北野武監督の6年ぶりの新作『首』も、待ち遠しい。

構想に30年を費やしたという戦国スペクタクル映画『首』は、あの有名な「本能寺の変」を新たな切り口で描いた時代劇で、英雄視されがちな戦国武将のイメージを覆す内容だとか。これは期待が高まる。 

そんな今、YouTube界で話題になっている歴史のスペシャリストをご存知だろうか?登録者数15万人超の人気歴史解説動画「戦国BANASHI」を運営するミスター武士道さんだ。

大河ドラマや日本史の解説動画が大バズり!YouTubeで最も勢いのある歴史解説チャンネルでキレのあるトークを魅せる、注目の歴史好きYouTuberである。

今回、そんなミスター武士道さんから『歴史に学ぶビジネス籠絡術』を指南いただくことに。歴史の意外なエピソードを楽しみながら、ビジネスシーンで活用できるヒントを学んでいこう。

歴史に学ぶビジネス籠絡術 『まるでイーロン・マスクのような上杉謙信』

武田信玄、織田信長といった名将と熾烈な戦いを繰り広げ、「軍神」とも称される上杉謙信。「敵に塩を送る」という美談も語り継がれるほど有名な武将だが、ミスター武士道さんは彼の残した言葉にビジネス成功のヒントがあると語る。

「上杉謙信の名言に、『運は天にあり 鎧は胸にあり 手柄は足にあり』というものがあります。これは、謙信の居城・春日山城に書かれた壁書の一節で、戦に強かった彼の信念を表した言葉です。

その意味について、これは私なりの解釈なんですが、

『戦いにおいて、たとえベストを尽くしても「運」は天上が決めることで当然上手くいかないこともある。ただ、鎧で身を守るように日頃から大事な場面で力を発揮できるよう、鍛錬と準備を怠らず、強い心を養うことが大切。また、積極的な行動が勝利を呼び込むカギとなる』

…という意味だと思っています。

ビジネスの世界でも、成功に辿り着くためには自らを武装する知識や情報収集とスピード重視の行動力が大切ですよね」

「また、謙信はリーダーでありながら家臣たちと共に最前線で戦う男でした。まるで、誰よりもハードワークをこなすイーロン・マスクのような。その姿に部下の士気も上がり、多くの戦いを制してきたのだと思います。謙信の積極性と行動力は見習いたいですね」

歴史に学ぶビジネス籠絡術 『部下の言葉に学びを見出す徳川家康の上司力』 

現在放送中の大河ドラマでは、徳川家康の生涯が新たな視点で描かれている。そんな偉大な武将の逸話にも現代のビジネスに役立つ有名なエピソードがあるという。

「家康と彼の重臣だった本多正信のもとに一人の家臣が赴き、『私の想いを聞いていただきたい』と色んなアイデアや意見を話し始めたのですが…

聞いてみると、どれも大したことのない意見ばかり。長々と無意味な時間が過ぎていくことに正信は痺れを切らしそうになるも、家康は相槌を打ちながら耳を傾け、『貴重な意見をありがとう』と家臣を送り出したそうです。

家臣が去った後、正信は『なぜあんなくだらない話を真剣に聞いていたんですか?』と聞いたら、家康はこう答えたそうです。

『確かに話してる内容は優れたものではなかったが、無下にすれば二度と私に意見を言わなくなる。彼だけでなく他の家臣もだ。それは私にとって大きな損失。広く意見を求めなければ人の上には立てない』

部下にとって上司への進言はなかなか勇気のいる行動。その姿を尊重することで家康は風通しの良い環境を構築した。そのおかげか、家康の家臣から裏切り者は出ていないという。

歴史に学ぶビジネス籠絡術 『家康の天下統一を支えた本多正信はコミュ力おばけ!?』 

先に登場した家康の懐刀、本多正信も知られざる実力者だ。「どうする家康」では松山ケンイチさんが演じた彼こそ、家康の天下取りに欠かせない人物だと言われている。

家康の4歳年上で知将としても評価の高い正信は、とにかくコミュ力が半端なかったらしい。

「正信は、上司と部下の間を取り持つ能力が特に優れていたと言われています。江戸幕府が編纂した『寛政重修諸家譜』には、正信についてこんな記述があります。

“しかんのみならず諷諫をたくみにして御親子の間むつまじく、上下志を通ぜしむるに至るまで其の功おおいなり”

これは、『遠回しに悪いところを指摘し、上司部下の間を取り持ってくれる』という意味。上司の機嫌を損なわないような言い方で、上手く意見を伝える技術を正信は持っていたそうです。

また、家康と意見が合わないときは、わざと居眠りをして聞いてないふりをしたり、逆に合致したときは大袈裟なぐらい賞賛していたとか。上司とよりよい人間関係を築く天才だったと言えるかもしれません」

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