和太鼓を主とした演奏を行う和太鼓音楽ユニット「猩猩(しょうじょう)」は、自らが演奏した曲を聴かせて醸造する日本初の試みをした日本酒『蓄音酒~レコ酒~(以下、レコ酒)』を発売中だ。
「レコ酒」は、醸造時に「猩猩」が演奏する音楽を聴かせて、その振動によって発酵を促す方法を採用した日本酒。オンキヨーとの共同開発による加振技術で、醸造タンクそのものをスピーカー化して酵母に直接音と振動を届けることで醸造期間の短縮ができるという。
ボトルのラベルには醸造時に使用した楽曲の二次元バーコードを記載し、そこからダウンロードして音楽を聴きながら日本酒を楽しむことができる。
日本酒自体は、初心者でも楽しめるように白ワインのようなフルーティーな香りを持つ爽やかな微発泡酒に仕上げてあり、化粧箱には伝統工芸品の「讃岐のり染」を使用。現在、ECサイトや東武百貨店(池袋)、新宿伊勢丹で取り扱いをしている。
和太鼓音楽ユニット「猩猩」
香川県で幼少期からお祭りと「讃岐獅子」に親しみ、和太鼓・獅子舞・篠笛の奏者として日本人として初めてアメリカのフェスティバル「バーニングマン」でも演奏した奈尾知弥(なおちひろ)さんは、音楽ユニット「猩猩」を結成するなど活躍の場を広げていた矢先にコロナ禍に突入。
活動休止状態のなかで「和の文化」、「お祭り(ハレの日)」、「ルーツである四国」、「音楽の新しい届け方」、「地域活性化」などの想いから、三芳菊酒造の杜氏・馬宮氏に声をかけて今までにない日本酒「レコ酒」を誕生させたという。なお「レコ酒」の売り上げの一部は、地元「麻部神社」のお祭りの支援に寄付されている。
7月20日には京都「岡崎庵」で和太鼓演奏&日本酒イベントを開催!
京都、平安神宮の隣「岡崎庵」の能舞台にて、猩猩の生演奏と京都の食材や三芳菊酒造のお酒を10種を取り揃えて、美味しいお酒と料理でもてなす日本酒イベントを開催する。
日時:2023年7月20日18時~
会場:岡崎庵
https://shop.sho-jo.com/items/74597300
商品概要
『蓄音酒~レコ酒/アルコール分15%』商品概要
規格:
カップ酒200ml×3個セット(箱入)1万円(税別)
4合瓶(720ml・箱入)1万3000円(税別)
1升瓶 (1800ml)2万円(税別)
種別:清酒 純米吟醸酒(発泡性)
※カップ酒は無発泡 精米歩合60%
原材料:米(香川県産)・米こうじ(香川県産)
原料米:香川県産アキサカリ100% ※御祈祷済
杜氏名:馬宮亮一郎
デザイン:大野篤彦(讃岐のり染)
音楽:猩猩 Shojo 作曲 kotk
プロデューサー:奈尾 知弥
製造者:三芳菊酒造(徳島県三好市池田町サラダ1661)
構成/KUMU