ヤマダデンキと三菱自動車は、7月より、 ヤマダデンキの神奈川県及び埼玉県の5店舗にて三菱自動車の軽EV「eK クロス EV」と、国内唯一の軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」の法人向け新車販売における協業を開始することを発表した。
取引先企業の脱炭素化への取り組みをサポート
ヤマダデンキと三菱自動車は、これまでもEV販売に関する協業の実績があり、今回、軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」と軽EV「eK クロス EV」の登場を機に、改めて協業を開始することとなった。
今回の協業では、世界的に加速する脱炭素への時流に乗り、大気汚染や地球温暖化の原因となる排気ガスを一切出さないEVの普及を通じて脱炭素社会を目指すため、法人取引先企業を軸として当社法人営業部門がEVを提案し、企業のCO2削減をサポートする。
2023年7月から、ヤマダデンキの自動車販売を手掛ける5店舗の法人営業部門が取引先の企業にEV化を提案する体制を整え、今後は、販売店舗を11店舗に増やしその後も拡張を目指していく。
また、EVの経済性や車両の快適性を自ら体験し、その結果を法人営業に活かす目的で軽商用 EV「ミニキャブ・ミーブ」を社有車として導入した。
EVについては、CO2削減による地球環境への配慮とランニングコストの良さから年々普及率が上昇している。今後は、神奈川県、埼玉県のヤマダデンキ法人営業所の取り引き先企業への社有車のEV化と充電設備の提案を実施。
EVのアフターサービスは、三菱自動車の国内販売子会社である東日本三菱自動車販売との連携のもと、ヤマダデンキがパートナーと構築している整備ネットワークが担当し、購入後も安心して使用できるようしていく。
ヤマダデンキは、「創造と挑戦」の理念のもと、電気自動車を「21 世紀の新しい家電」と位置づける新たな発想とサービスの融合を実現すべく、これまで EV周辺事業であるバッテリーチャージング事業、スマートハウス事業、自動車整備事業(ヤマダ車検)など、次世代モビリティ・ビジネスの構築を綿密に準備してきた。
三菱自動車と再び協業し、本事業の中心商材であるEVの取扱いを開始するこのタイミングで、これまで培ったEV用充電器・太陽光発電システム・V2H (Vehicle to Home)の販売・設置工事請負事業及び自動車整備などの周辺サービス事業を更にスケールアップし、日本最大級の店舗ネットワークの強みを生かした「EV のワンストップサービス」を提供することで、社会・環境の貢献に資する新たな可能性を追求していくとしている。
一方、三菱自動車は、軽EV「eK クロス EV」と軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」という身近なEVの商品ラインアップが揃った事を機に、EV周辺設備に関するビジネスノウハウを持つヤマダデンキと再び協業し、EV活用の提案と利便性の高いサービスを提供することで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしている。
【EV の取り扱いを開始するヤマダデンキ店舗】
・テックランド横浜本店
〒233-0016 神奈川県横浜市港南区下永谷 5-2-1
・テックランド横浜泉店
〒245-0018 神奈川県横浜市泉区上飯田町 3937
・家電住まいる館 YAMADA 戸塚店
〒245-0061 神奈川県横浜市戸塚区汲沢二丁目 1-7
・テックランド大宮宮前本店
〒331-0046 埼玉県さいたま市西区宮前町 257
・Tecc LIFE SELECT 春日部本店
〒344-0007 埼玉県春日部市小渕字前田 259-3
関連情報:https://www.yamada-denki.jp/
構成/土屋嘉久