暑い夏をエアコンなしで乗り切れる人はまずいない。しかし、適切な設定温度や風量は十人十色。そのため多くの人が働く会社のオフィスでは、しばしば、熱がりな人と寒がりな人、あるいは直接冷風が当たる位置にデスクがある人などの間で、対立が生まれたりするものだ。
そんな「夏の職場のエアコン」に関するアンケート調査がこのほど、日本トレンドリサーチと、全国で清掃・除菌をメインとした施設メンテナンスソリューションを提供するプラットフォームサービス「ユアマイスター forbiz」の共同により、会社に勤めている60代以下の男女374人を対象にして実施された。調査結果は以下の通り。
夏に職場やオフィスのエアコンを使用するうえで、悩んでいること(気になること)は?
「夏に職場やオフィスのエアコンを使用するうえで悩んでいること(気になること)はあるか」と聞き、回答結果を男女別でまとめたところ、女性の半数以上が、悩んでいること(気になること)が「ある」と回答した。
「ある」と回答した人を対象に具体的な悩んでいること(気になること)の内容を尋ねたところ、女性では「設定温度が低すぎる」という回答が37.2%と最も多く、以下、「風が直接あたる」(35.9%)、「温度や風向きの調節ができない」(25.6%)と続いた。
一方、男性が夏に職場やオフィスのエアコンを使用するうえで、悩んでいること(気になること)としては、「風が直接当たる」(33.3%)や、「設定温度が高すぎる」(31.7%)が多かった。
55.5%の人が、職場のエアコンは「業者にクリーニングを依頼している」
「勤めているオフィスや職場のエアコンの掃除について、当てはまるものを選んでください」と尋ねたところ、55.5%の人が職場のエアコンは「業者にクリーニングを依頼している」と回答した。
エアコンを「自分たちで掃除している」あるいは「業者に依頼しているが、自分たちでも日々の掃除をしている」と回答した人を対象に、オフィスや職場で使っているエアコンの掃除として、自分たちでやっていることをすべて選んでもらったところ、「フィルターの掃除」が84.1%で最多となり、以下、「吹き出し口の掃除」(50.0%)、「カバー(外側)の掃除」(46.0%)、「内部の掃除」(15.9%)と続いた。
<調査概要>
調査期間:2023年5月31日 ~ 6月2日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
調査対象:会社に勤めている60代以下の全国の男女
有効回答数:374サンプル
調査方法:インターネット調査
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合がある。
出典元:日本トレンドリサーチとユアマイスター forbizによる調査
構成/こじへい