眼鏡を長い期間使っていると、下がってきたりゆるいと感じる人もいるのでは。ゆるくなってしまうのにはちゃんとした原因があるので、日頃から使い方に気をつければ大切な眼鏡を快適に使い続けることができます。
眼鏡がゆるいのには3つの原因がある
眼鏡はちょっとした圧力で歪みやすいもの。ゆるくなってしまう原因は主に3つあるのでご紹介します。
眼鏡がゆるい原因①フレームの変形
眼鏡をかけたまま寝る、着替えるなど外から力を加えると歪んでしまいます。眼鏡のフレームに使用される素材には、復元する力(元の形に戻ろうとする力)があるので、ぴったり合うようにフィッティングをしても、1か月程度でゆるくなる場合があります。(素材によって異なります)
眼鏡がゆるい原因②鼻パッドの摩擦の低下
鼻パッドは眼鏡のかけ心地や保持力を左右する大切なパーツ。鼻パッドが劣化すると、摩擦力が落ちて滑りやすくなり、眼鏡がゆるく感じる原因になります。また、フレームの耳カーブが合っていない場合も、鼻パッドが眼鏡を支えきれずずれることもあるのでメガネのフィッティングはとても大事な作業です。
眼鏡がゆるい原因③顔の形と不一致
眼鏡のフィッティング時に調整ミスがあると、眼鏡が顔の形を合わずにゆるいと感じる原因になります。また、急激に体重が減る、顔の輪郭が変化したときは注意が必要です。
眼鏡が下がる……日頃から対策をしよう
眼鏡を購入後、フィッティングをしても、その後の扱い方や何らかのトラブルによって眼鏡のズレやゆがみが起きます。眼鏡が下がってしまわないよう、日頃から対策をしておくことが大切です。
眼鏡が下がらないようにする対策①両手で取り扱う
眼鏡を片手でかけたり外したりすると、テンプル(つる)の片側が少しずつ広がる原因になります。メガネをかけ外しする時は、片手ではなく〝両手〟でやさしく持ちながらゆっくり行うことを心がけましょう。
眼鏡が下がらないようにする対策②使わない時は眼鏡ケースで保管
就寝前に外した眼鏡を枕元に置いていたらフレームが歪んでしまった、プールやスタジオで運動する時、ジムのロッカーに眼鏡を置いたままにしたら落としてしまったなど、日常にあるシチュエーションで眼鏡が変形してしまうケースも。なので、メガネを使わない時はなるべく眼鏡ケースへ入れて保管するのがおすすめです。
眼鏡が下がらないようにする対策③鼻パッドをいつでも清潔にする
鼻パッドは直接鼻に触れるので、皮脂や汗、メイク汚れなどがつきやすいパーツ。汚れが溜まりやすいといって、洋服やティッシュで適当に拭かず、メガネクロスで拭くようにしましょう。
眼鏡が下がらないようにする対策④蒸気や熱を避ける
お風呂場の湯気やドライヤーの熱風、料理で発生する蒸気はプラスチック製のレンズや金属素材のネジにダメージを与えて変形させてしまう恐れがあります。メガネのかかり具合が悪くなる原因があるので、なるべく蒸気や熱を近距離で受けないようにしましょう。
【参考】Zoff|不快なメガネのズレを防ぎたい!今日から使える対策方法とは?
眼鏡のフィッティングはプロに任せよう
眼鏡がゆるんでいると感じた時、ドライバーでネジを締めるなどをして自分で調整した人もいるのでは。ですが、眼鏡のゆるみはネジの締まりと関係ないことがほとんどだそうです。なので、眼鏡がゆるいと感じたら、眼鏡の専門店へと持って行き、専門知識と経験が豊富なスタッフにフィッティングしてもらいましょう。
JINSではフィッティングや鼻あての調整などは可能?
JINSで購入した眼鏡であれば、いつでもフィッティングを無料で行ってくれます。また、もしノーズパッドや丁番のネジがゆるんだり外れてしまったら、無料でネジの締め込み、新しいものと交換できます。
※商品によって承ることができない場合もあります。一部有料のパーツもあるので詳しくはJINSにて問い合わせましょう。
【参考】JINSの安心サポートについて
※データは2023年4月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ