ダイソンは、同社初の水拭き機能を搭載したコードレス掃除機「Dyson V12s Detect Slim Submarine」の販売を開始した。価格はオープン。直販価格は121,000円。
「Dyson V12s Detect Slim Submarine」は、付属するSubmarineウェットローラーヘッドの自動給水・吸着・かき取る技術によって床を水拭きできる掃除機。
ウェットローラーが常に適度な水分量を保つよう、給水タンクから8つの給水ポイントを通じて自動的に注水し、内蔵モーターが毎分約900回転しながら液体や皮脂などの頑固な汚れやゴミを吸着。
そして、ステンレススクレイパーで汚れた水とゴミをかき取り、汚水トレイに排出するという仕組みで、これらの自動給水・吸着・かき取る技術を組み合わせることによって、床を水浸しにすることなく、適量の水での水拭きが可能だという。
また、薄型設計なので、家具の下でも楽に操作でき、掃除がしにくい場所でもゴミや食べこぼしを水拭きすることが可能なうえ、使用後のウェットローラーと本体ケースは、希釈した家庭用洗剤で手洗いもしくは食器洗浄機で洗うことができるので、メンテナンスも容易だ。
もちろん、吸引掃除にも対応しており、ダイソンの光によるホコリの可視化技術により、隠れたホコリも目に見えない粒子も捉えることが可能。
同梱するFluffy Opticクリーナーヘッドは今年登場した新ヘッドで、従来のLaser Slim Fluffyクリーナーヘッドの2倍のホコリを可視化し、床面をより広く照らし出すことができる。
さらに、吸気口に設置されたピエゾセンサーが、ゴミの量とサイズを常に計測し、吸引力を自動調整。液晶画面に吸引したゴミの量をサイズ別に表示する機能も備えているので、掃除の結果を数値で確認することも可能だ。
吸引力もパワフルで、毎分12万5,000回転するHyperdymiumモーターにより、微細なホコリから大きなゴミまでしっかり吸引。
しかも、通常の掃除の後、Submarineウェットローラーヘッドに付け替えると、出力がHyperdymiumモーターからSubmarineウェットローラーヘッドに切り替わり、吸引を停止。
これによって水分がモーターやクリアビンに侵入することなく、汚れた水やゴミがウェットローラーヘッド内に取り付けられた専用トレイに回収されるという。
そのほか、ソファやマットレスなどの掃除に最適な毛絡み防止スクリューツールを同梱しているのも嬉しいポイント。密閉性の高い5段階の捕集性能とHEPAフィルターを採用しているのも特徴で、これにより、0.1ミクロンもの微細な粒子を99.99%捕らえて、浄化された空気を排出することができる。
本体サイズはW257×D1,129×H253mm、質量は3.2kg(ともにSubmarineウェットローラーヘッド装着時)。充電時間は約3.5時間で、運転時間は最長約60分(エコモードでモーター駆動のないツール使用時)。
Submarineウェットローラーヘッド、Fluffy Opticクリーナーヘッド、毛絡み防止スクリューツールのほか、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ツールクリップ、Floordokマルチツールホルダー付きも同梱する。
製品情報
https://www.dyson.co.jp/dyson-vacuums/cordless/dyson-v12s-detect-slim-submarine.aspx
構成/立原尚子