DIME MAGAZINE
夏休みの社会学習や自由研究に最適な工場見学。新型コロナウイルスの分類が5類に移行し、対面での工場見学を再開する企業も増えているが、江崎グリコが運営する工場見学施設「グリコピア」も、グリコピア CHIBAは6月28日（水）から予約受付が開始され、グリコピア・イーストも7月4日（火）より受付が始まる。
毎年夏休みシーズンの予約がすぐに埋まってしまうという、そんなグリコピア CHIBA、グリコピア・イーストで開催される工場見学の内容について紹介しよう。
アイスの製造工場〜グリコピア CHIBA
フォトスポット、ロボットウォッチ、冷凍体験など楽しさいっぱいの70分ツアー
フォトスポット
パピコやセブンティーンアイスを製造している工場を見学できる。おなじみのゴールインマークのフォトスポットが迎えてくれるエントランス、さらに広々としたグリコショップは大人も楽しめること間違いなし。
アイスクリームのエイジング、充填、パッケージングまでツアー形式でガイドしてくれる。働くロボットをカメラでズームアップしながら見学ができるロボットウォッチや、アイスを急速冷凍する様子を再現した冷凍庫内体験などを用意。ツアーの最後には、パピコの試食タイムもある。
パピコやセブンティーンアイスの製造工場でアイスクリーム手作り体験
グリコピア CHIBAでは、有料制（1セット／約2名分 1500円）で実際にアイス作りの工程を学べる「アイスクリーム手作り体験」ができる。
牛乳・生クリーム・砂糖と簡単な材料を氷と塩で急速に冷やしてアイスになる不思議は子どもにも大人気だ。所要時間50分程度で簡単に美味しいアイスクリームを作ることができ、作りたてのおいしさをその場で楽しめる。
自由研究POINT
グリコキッチンで体験できる手作りアイスクリームは、冷凍庫で凍らせることなくその場で塩と氷から作ることができ、自由研究の題材として取り上げる例も多いという。
また、館内には、アイスのおいしさに欠かせない、品質検査のスペシャリストである『官能検査パネラー』とよばれる特殊な検査員がどんな仕事をしているかの紹介や、自宅でゆっくり工程を振り返られる「パピコができるまで」の図解を配布している。
＜グリコピア CHIBA＞
入場料／無料（完全予約制）
※アイス作り体験 有料1500円（約2名分）
休館日／電話で問い合わせを
営業時間／9：30～16：00
連絡先／TEL 04-7127-3355
受付時間 ／ 開館日の9：00～16：00
所在地／〒278-0041 千葉県野田市蕃昌新田字溜台10番地
アクセス：＜車＞常磐自動車道「柏IC」から約9km、約30分 ＜電車＞ 徒歩…東武野田線「清水公園駅」東口から約30分、タクシー…東武野田線「愛宕(あたご）駅」東口から約10分
世界のポッキーも作るお菓子工場〜グリコピア・イースト
ポッキー＆プリッツを満喫しつつグリコの歴史にも触れる70分ツアー
ここではポッキー＆プリッツの意外な製造方法などを見学できる。また、江崎グリコの歴史や製造工程について出題される早押しクイズある。宇宙空間のような映像を見ながら進行するクイズは、思わず大人も本気になり、だれもが楽しめる人気のコンテンツだ。
また有料で「ジャイアントポッキー」にデコレーション体験も可能。世界に一つだけの可愛いオリジナルデコレーションポッキーを作ったらSNSで映えること間違いなし。
メッセージを添えられるので、記念日や大切な人へのプレゼントとしても人気だ。
イーストの見どころは江崎グリコの歴史発見
グリコピア・イーストにはグリコおもちゃが約1500点展示されている。1922年のおもちゃ「絵カード」から、時代の流れに伴い、おもちゃの素材や題材の違いから歴史を感じられるのも魅力的。
また、1931年に東京を中心に設置されていたという「発声映写装置付きグリコ自動販売機（再現）」の実演も見学ができ、当時のお金、十銭を自動販売機に入れると、音楽と映画が流れるという仕掛けを楽しめる。
自由研究POINT
「プリッツ」の製造ライン
館内には、地球にやさしい工場の仕組みを説明するパネルの展示や、自宅でゆっくり工程を振り返れる「プリッツができるまで」の図解を配布。
また、グリコおもちゃを通して歴史の流れを学ぶ歴史観察も自由研究の題材としておすすめだ。
環境パネル
＜グリコピア・イースト＞
入場料／無料（完全予約制）
※ポッキーデコレーション体験 有料500円（1名）
（土日祝日限定開催）
休館日／お盆休み、年末年始、工場メンテナンス日、毎週金曜日
営業時間／9:00～16:00
（売店営業時間10:00～15:30）
連絡先／TEL 048-593-8811
所在地：〒364-0013 埼玉県北本市中丸9丁目55番地
アクセス：＜車＞圏央道桶川加納ICより車で約10分、＜電車＞JR北本駅からはタクシーまたは バスを利用
関連情報
https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/
構成／清水眞希
最新号
