カビが多く発生する夏場の浴室。こまめに掃除をして対策をしておきたいが、蒸し暑い浴室の掃除は大変だ。暑いからと掃除を大雑把にしていると、いつの間にか床や壁、浴槽の外部などにカビや汚れが溜まってしまう。
そこでアクティアは、同社が運用するTwitter公式アカウントにて「浴室掃除」に関するアンケート調査を実施した。
スポンジを使った浴室掃除は週1回!「浴室掃除」に関するアンケート調査
本調査は、2021年度よりアクティア社に関連性のある家事に関する項目(掃除や片付け、料理、洗濯クリーニング)などをテーマに月2回の頻度で実施しているもので、一昨年、昨年と比較して、どの質問事項においても大きな変化は見られなかった。
浴室清掃の頻度の占有順位については、一昨年、昨年と変わらず。若干の変化として「毎日」が一昨年の48%から、昨年43%と一旦ポイントを下げたが、今年は46%とポイントを押し戻した。
また「週に1回」が一昨年、昨年と18%と変化がなかったが、今年は22%とポイントが上がっていた。
掃除方法についても「お湯・水での掛け流しのみ」「洗剤つけ置き」が一昨年、昨年に比べ、微増しており、掃除頻度(週1回のポイントが上昇したこと)からも、毎日は簡易な掃除で済ませ、週1回「スポンジやブラシ等を使ったブラッシング」といった丁寧な掃除を行っているユーザーが徐々に増えているのではと推察できる。
浴室内の汚れについては、毎年微妙に変化しており、一昨年は「黒カビ」(33%)「赤カビ」(30%)「皮脂汚れ」(24%)とカビ発生における重度から軽度の順に気にするユーザーが多かったが、昨年は軽度の「皮脂汚れ」(30%)がもっとも多く、「黒カビ」「赤カビ」(ともに28%)となった。
今年は「黒カビ」のポイントが大幅に伸び(36%)、その分「皮脂汚れ」(27%)「赤カビ」(25%)のポイントを下げ、再び「黒カビ」がもっとも気になる汚れに返り咲いた。
その理由のひとつとして、調査時も含め、雨天の天候が続いており、例年に比べ、ユーザー宅において、実際にカビが発生しているケースが増えていることも推察できる。
専門業者(プロ)への依頼についても、一昨年(5%)から昨年(9%)とポイント伸長したものの、今年(7%)は伸び悩み、ポイントを下げている。
また頼んでよかった点、あるいは利用しない理由について、回答項目の追加なども行ったことから、純粋に比較検討はできないが、概ねこれまでと同様の結果(傾向)が見られた。
なお前回エアコンクリーニングの調査では「業者を家にあげるのが不安(嫌)」のポイントが上昇傾向にあったが、「浴室掃除」では、ポイントが下がっており(一昨年23%、昨年22%)、同じ家の中でも立ち入れる(見られても大丈夫な)空間(部屋)とユーザーの許容範囲(意識)も違っている可能性がある。
調査概要
調査方法:アクティア社Twitter 公式アカウントより
調査期間:6/9(金)~ 6 /11(日)
有効回答数:707件
関連情報:https://www.kajitaku.com/
構成/Ara