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愛犬が喜ぶ広いドッグランも!南房総にある海辺の隠れ家ヴィラ「DANQOO」滞在記

2023.07.01

ドッグファーストに徹しているホテル

わが家がこれまで滞在してきた宿の中には、ウェルカムのミネラルウォーターがサービスされているところはよくあり、ある程度、飲み物を持っていくのが習慣だが、ここDANQOOではそんな必要ないのである。

ところで、DANQOOは体重10kgまでの小型犬2頭までが同宿できるのだが、1頭3000円の宿泊料金となる。その金額だけでも良心的と思えるのだが、じつは、3000円の愛犬料金には、朝夕の、充実した愛犬メニュー料金が含まれているのだ。もちろん、朝夕の食事時には、個室レストランのテーブルの上で、愛犬も料理長手作りの愛犬用メニューをいただける。ここでは、一部の愛犬同伴型宿のように、「ペットは床で食事してください」などとは決して言わない、ドッグファーストに徹しているのである。

お部屋に付いているテラスとプチプライベートドッグランでジャックラッセルのララを遊ばせたのだが、やはり、せっかく海辺の隠れ家的リゾートヴィラに来ているのだから、海に連れて行ってよ・・・というララのリクエストに応え、徒歩数分の岩井海岸の浜辺へ向かうことにした。おっと、その前に、300坪以上の地上ドッグランに立ち寄ったことはもちろんだ。

ちなみに、地上ドッグランの敷地には、フリードリンクコーナー(屋内)とテーブル&チェア(屋外)があり、ちょっと覗いてみると、コーヒーマシンだけでなく、数々の酒類がフリーで用意され、まさにアウトドアバーを楽しめるようになっているのだった。ただし、今、1杯やるのはお預け。夜の地上ドッククランはナイター設備があると聞いているので、夜、再度1杯やりに訪れることにした。

すでに夕方。初夏の暑さも和らいできたため、ひんやりとした海風に吹かれながら、初夏ゆえか、人影まばらな岩井海岸の砂浜をお散歩。波は穏やかで、砂浜は意外なほどきれいだった。

愛犬を海岸で遊ばせ、海につかり、被毛が汚れてしまっても、問題なしだ。DANQOOには、外から館内に入らず、直接アクセスできるプロ仕様の設備が整うグルーミングルームがあるからだ。

そうこうしているうちに、待ってました!!の夕食の時間となった(スタートは17:30、18:00、18:30)。レストランのエントランスは、都会の高級レストランのようでもあり、スタッフが待ち構え、個室の席に案内してくれる。今回は、リゾート感たっぷりの窓際の個室であった。これなら、ほかの犬が苦手な愛犬も、落ち着いて食事を楽しめるに違いない。

夕食は、和の料理長による、厳選した地素材をふんだんに使った季節の創作料理のフルコース。テーブルに置かれたメニューには、オードブル、台の物、地魚お造り、冷菜、お凌ぎ、お椀、強肴、ご飯物、甘味と書かれていて、期待が高まってくる!!

食前にはスパークリングワインがサービスされ、南房総DANQOOの夜に乾杯である。

前菜のサザエやアユの稚魚を含む美しい盛り方、美味しさに満足していると、個室のドアが開き、運ばれてきたのは大きな地アワビ。踊り焼きとしていただけるのだそうだ。一般的に超高級食材のアワビはオプションであったりするのだが、通常メニューに贅沢にも、一人にひとつ大ぶりなアワビを出すのが、千葉県南房総安房温泉 紀乃国屋グループ全店のこだわりだとか。

スタッフから「レモンを絞って火にかけてください」と説明される。そうすることで、より柔らかくいただけるらしい。火の通ったあわびはスタッフが貝から手際よく外し、取り皿に移してくれる。実際、ナイフがスッと入る柔らかさ、磯の香り満点の美味しさだった。

続いて、南房総に来たなら絶対に外せない、新鮮な房総産地魚のお刺身の盛り合わせ(写真は2名分)、オプションとして注文した大ぶりの岩ガキ、うなぎの冷菜、お寿司、お椀、口直しの自家製シャーベットと続く。ここまででも、贅沢すぎる大満足のメニュー構成である。

強肴は地元ブランド牛のステーキ。そしてシメのお茶づけ、デザートでフィニッシュ。もう、食材の豪華さ、素晴らしさに驚くばかり。お腹もいっぱいである。

そうそう、ジャックラッセルのララと言えば、高級なペットカートのキャビンに収まり、いっしょにテーブルを囲み、夕食を楽しんだのだが、ペットカートのキャビンはあえて車体とは別の台に乗せられていた。理由は、小型犬がテーブルの上を見やすく、食事しやすい高さに合わせているからだそうだ。ララは野菜のプレートと馬肉の陶板焼きに「犬冥利に尽きるわん」と舌鼓。愛犬もまた、大満足、幸せになれる夕食であった。

約1時間半の夕食をゆったりと済ませ、レストランを後にした。客室に向かう動線の右手には、午後3時のチャックイン時にも立ち寄ったフリードリンクコーナーや夜はナイトラウンジになる中庭の焚火テラスがあるのだが、ふと、フリードリンクコーナーを見ると、そこにはナイトサービスとして、スパークリングワインとワイングラスの用意が(日中のアルコールはミニビールだった)。素通りするのもなんなので、改めてスパークリングワインで乾杯することに。

よーく見ると、夜食用としていなり寿司とカツサンドまで用意されているのだから、サービス、ホスピタリティは徹底している。

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