SES事業とSES業界向けSaaS(Fairgrit)事業を展開するエージェントグローは、ITエンジニアを対象にキャリア形成とセミナーに関する認知度調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
今後どのようなキャリアを形成したいのか
ITエンジニアの方151名に、今後どのようなキャリアを形成したいか聞いたところ、83.4%のエンジニアが今後のキャリア形成について考えており、中でも「技術力をさらに高めていきたい(45%)」と回答した方が最も多い結果となった。
また、「他の業種や業界、ポジションに転向したい(7.9%)」と回答した人は最も少なかったことから、現在の職種やポジションの中で、技術力の向上や知見を広げていきたいと考えるエンジニアが多いことも判明。
一方、キャリア形成については「特に考えていない(16.6%)」派も一定数いることがわかった。
自己学習など具体的に取り組んでいること
前問から、84.3%のエンジニアがキャリア形成について考えているものの、「特に何も取り組んでいない(35.8%)」と回答したエンジニアが4割弱いることがわかった。
また、キャリア形成のため取り組んでいることとして「業務を通じてスキルアップ/スキルチェンジをしている(35.8%)」と回答した人が最も多く、「書籍やサイトで自己学習している(32.5%)」「資格取得に挑戦している(27.2%)」が続く。
業務の中での取り組みだけでなく、自ら積極的に学習しているエンジニアが多いことが推測できる。
取り組みを行なっている時間について
キャリア形成のための取り組みを行う時間として「業務後(55.7%)」と回答したエンジニアが最も多く、一般的に休日にあたる「土日祝祭日(44.3%)」と回答した人も多いことから、就業時間外の時間を使ってスキルアップを目指すタイプが多いことがわかる。
また、キャリア形成のための取り組みに使う1週間あたりの時間を聞いたところ、「1時間以上2時間未満(26.8%)」「30分未満(19.6%)」「2時間以上3時間未満(16.5%)」と回答した方が多く、「20時間以上(2.1%)」と回答した人もいた。