生前に故人が「やっておいてくれてよかったこと」は「銀行口座の解約」
生前に故人が「やっておいてくれてよかったこと」について質問で、回答の1位が「銀行口座の解約」の40.4%であった。
相続の手続きにおける銀行口座の解約では被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本や相続人全員の印鑑証明書などの書類が必要になるため、生前に本人が解約するよりも手間がかかる。
次いで「財産がまとめて記録されていた」が24.8%で2位、「財産の分け方を事前に意思表示してくれていた」が24.1%で3位であった。
「こうしておけばよかったこと」についての質問では「日頃から相続についてもっと勉強しておくべきだった」、「生前元気なうちに、相続について相談しておけばよかった」が51.6%で同率1位。
またその他の中には「WEBサービスや各種パスワードをまとめておいてほしかった」という回答もみられデジタル遺品の取り扱いに関して悩んでいる人もいた。
調査概要
調査名:第1回 相続手続きに関する実態調査(2023年)
調査対象:2022年1月~同年12月に「いい相続」経由で専門家(行政書士または税理士)との無料面談を行った人
調査期間:2023年4月14日(金)~5月15日(月)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:400件
*回答結果(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値が100%にならない場合がある。
関連情報:https://www.i-sozoku.com/navi/survey2023/
構成/Ara