楽天モバイルは、自社でネットワーク整備ができていないエリアをパートナー回線であるKDDIからネットワークを借り補っている。
これまでパートナー回線は月5GBの制限があったが、6月1日に発表した「Rakuten最強プラン」では金額に変更はないままデータ容量を無制限で利用できるようになった。
MMDLaboが運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女25,000人を対象に2023年6月8日~6月12日の期間で「Rakuten最強プランに関する調査」を実施した。
「Rakuten最強プラン」について、内容まで理解している割合は11.2%
18歳~69歳の男女25,000人を対象に、「Rakuten最強プラン」の認知について聞いたところ、「内容まで理解している」と回答したのは11.2%であった。
これを、楽天モバイルメイン利用者と楽天以外のメイン利用者(以下、他社メイン利用者)でみると、楽天モバイルメイン利用者(n=1,750)は52.2%、他社メイン利用者(n=23,009)は8.0%が「内容まで理解している」という結果に。
新プラン導入前の不満点は「通信が途切れる」がトップ、次いで「通信速度が遅い」
楽天モバイルメイン利用者1,750人を対象に、楽天モバイルの今後の利用意向について聞いたところ、「継続利用意向がある」は77.1%、「他社乗り換え意向がある」は20.6%、「解約意向がある」は2.3%となった。
次に、2023年5月以前に契約した楽天モバイルメイン利用者1,729人を対象に、「Rakuten最強プラン」導入前に感じていた不満について聞いたところ(複数回答可)、「通信が途切れることがある」が30.0%と最多に。
次いで「通信速度が遅い」が20.4%、「Rakuten Linkの音質がよくない」が19.6%と続く。
楽天モバイル以外の通信会社をメイン利用していて具体的な乗り換え検討先がある3,843人を対象に、乗り換え検討先について聞いたところ(複数回答可)、「楽天モバイル」が30.7%と最も多く、次いで「ahamo」が28.0%、「MVNO」が25.4%。
楽天モバイル乗り換え意向の有無を、現在メイン利用している通信サービス別にみると、Y!mobile(n=387)が40.9%最多。次いでUQ mobile(n=265)が37.1%、MVNO(n=335)が35.5%という結果に。