もし眼鏡のテンプルが外れたり壊れたりしたらどのように対処しますか? 自分で修理できそうなテンプル部分ですが、普段からどのように対処すべきかチェックしておきましょう。
目次
丁番が壊れて眼鏡のテンプルが外れた! 交換はできる?
レンズのサイドにある折りたたむ部分が眼鏡の丁番(ヒンジ)です。眼鏡に圧力がかかると、丁番が曲がったり折れたりすることも。丁番は、部品を溶接し直すことで修理ができます。瞬間接着剤などを付けて自分で修理を行わず、まずは店舗に相談しましょう。
自分で眼鏡のテンプルを調整するのは可能?
テンプルの調整は繊細さが求められます。なので、無理に力が入ってしまうと、テンプルが折れてしまう可能性も。また、ほどよく調整ができても、しっかりフィットするように合わせるのは難しいです。なので、自分でテンプルの調整を行うのは好ましくありません。
ですが、どうしても店舗へ行けず、一時的にテンプルを調整したい場合、以下の方法があります。
[1]38度前後のぬるま湯を入れた容器を用意します。
[2]1分程度待つと、テンプル部分が曲げやすくなり、元の位置に戻しやすくなります。
テンプル調整はプロにお任せ。JINSはどのようにして調整してくれる?
先ほど説明したように、テンプルの調整は自分で行うのは難しい行為。なので、プロに調整を依頼するのがおすすめです。
JINSでは、以下のことを意識してテンプルの調整を行っています。
・見え方、度数の効果を損なっていない(光学的要素)
・傾いたりしていない(美的要素)
・圧迫せずに装用できる(力学的要素)
この3つの要素を満たすために、細分化したチェックポイントを使用し、個々の頭や顔の形状に合わせて、着用時の違和感やズレなどを確認してくれます。 また、JINSでは専門スタッフが眼鏡の使い方に関するアドバイスをしてくれることも。
眼鏡の状態から普段使いのポイントや、顔の形状と眼鏡の相性、頭や肩に負担のかからない眼鏡の選び方など、些細な疑問にも答えてくれます。
【参考】JINS|メガネのテンプル(幅)を調整する3つの方法
眼鏡のテンプルやフレームが折れたらどのように対処する?
眼鏡のテンプルやフレームが折れてしまった場合、どのように対処すべきかご説明します。
新しい眼鏡を購入する
新しいメガネを買うことで折れてしまっても、代わりのメガネがすぐに手に入ります。ですが、新しい眼鏡を購入することで、金銭的な負担がかかり、中には遠近両用などの特注のレンズの場合だと作成時間がかかることもあります。
折れた部分を修理する
眼鏡の折れてしまったフレーム部分を、溶接などによって修理する方法。きちんと修理をすることで、折れてしまった箇所もきれいに直せる場合があります。一番金銭的な負担は少ないですが、素材や破損箇所で修理のできないことがあるので注意が必要です。
部品を取り寄せて折れた部分を交換
新品の部品を取り寄せて、破損した部品ごと交換する方法。修理よりも早い納期を希望している場合は、この方法をおすすめです。
また、修理に出しても折れた箇所の強度を保つことが難しいと予想される場合でも、この方法を検討したほうがいいケースもあります。修理代と部品代を比較して、費用に大きな差がなかった場合などは、取り寄せて交換するのがおすすめです。
眼鏡のテンプルやフレームが折れてしまったときやってはいけないこと
瞬間接着剤などで折れた部分をくっつけることはやってはいけないことです。接着剤には、フレームが溶けたり、フレームやレンズ周りが白く曇ったりしてしまう原因となる成分が含まれていることがあります。なので、接着剤を使うと状態をさらに悪化させてしまう可能性があります。
また、接着剤を使って修復したフレームを修理に出した場合、修理に時間がかかったり、修理そのものを断られてしまうケースも。よって、応急処置をする場合は、添え木になるようなものを当て、テープなどで補修するといった方法にしておくのがおすすめです。
【参考】OWNDAYS|メガネのフレームが折れた!まずやるべきことと対処法とは?
※データは2023年6月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ