ゴジラシリーズに登場したロボット「ジェットジャガー」のスーツを再現するプロジェクトが始動

『ゴジラ』シリーズなどに登場したジェットジャガー。その独特なデザインは、50周年を迎えた今も特撮ファンから熱い支持を集めている。

東宝は、その周年記念企画「ジェットジャガー50」を盛り上げる応援プロジェクトとして、1973年当時のスーツデザインをベースとした新規ジェットジャガーのスーツ制作と完成したスーツを使った新規短編特撮制作を応援するクラウドファンディング「ジェットジャガースーツ再現プロジェクト」を6月26日からクラウドファンディングプラットフォーム「うぶごえ」で開始した。

『ゴジラ』は1954年に第1作目を公開以降、国内29作品、アニメーション3作品、ハリウッド版3作品を含めた計35作品を制作。そのほかにもTVアニメシリーズ『ゴジラ S.P＜シンギュラポイント＞』放送やゴジラシリーズとして36本目でハリウッド版第4作目にあたる『ゴジラvsコング』も大ヒットを記録。

今年は、日本のゴジラ作品30作品目となる山崎貴監督の『ゴジラ最新作(仮)』を11月3日に公開予定だ。2022年に実施したサイボーグ怪獣・ガイガンのスーツ制作と新規短編特撮を応援するクラウドファンディング「ガイガンスーツ起動プロジェクト」では、642人のパートナーから1150万4405円を集めることに成功。

『ゴジラ・フェス2022』で完成したガイガンのスーツが登場した時には、来場していた子供たちからガイガンのコールが起きるほど世代を超えて多くのファンが盛り上がるイベントになった。

今回のジェットジャガーのクラウドファンディングでも、このプロジェクトを通してファン参加型の大きな盛り上がりを作り出すことを目標としているという。

クラウドファンディングの資金の使い道は次の通り

①ジェットジャガースーツ新規制作：現存していない1973年当時のジェットジャガーのスーツを新たに制作。スーツ制作は、『ゴジラ』シリーズで数多くのゴジラの造型や2022年にガイガンスーツの新造を手掛けた若狭新一氏が担当。

②ジェットジャガー出演の新規短編特撮の制作：2020年から3年連続で『ゴジラ・フェス』で公開した『ゴジラ ゴジラ・フェスに現る』、『ゴジラVSヘドラ』、『フェス・ゴジラ3 ガイガン来襲』の特撮で大好評を得た中川和博監督が、ジェットジャガーの登場する新規短編特撮を監督する。

さらに応援プロジェクトの目玉として、ジェットジャガーの腰のエンブレムのレプリカや応援してくれた人の名前がエンドロールに掲載されるコースなども用意されている。

■お返しコース詳細

①ジェットジャガー新作特撮Blu-rayコース：5000円
・ジェットジャガー出演新規短編特撮Blu-ray
・パートナー限定公開プロジェクト進捗レポート
②ジェットジャガー新作特撮スペシャルサンクスコース：1万2000円
・ジェットジャガー出演新規短編特撮のエンドクレジットへのお名前掲載権
・ジェットジャガー出演新規短編特撮Blu-ray
・パートナー限定公開プロジェクト進捗レポート
③ジェットジャガーのエンブレムコース：2万3000円
・新しく作られるジェットジャガースーツのエンブレムのレプリカ
・パートナー限定公開プロジェクト進捗レポート

『ジェットジャガースーツ再現プロジェクト』概要

タイトル：【ジェットジャガー50周年特別企画】ジェットジャガースーツ再現プロジェクト
目標金額：800万円
・実施スケジュール
2023年6月26日：プロジェクト募集開始
2023年8月31日23時59分59秒：プロジェクト募集終了
2023年11月3日：ジェットジャガースーツグリーティング、新規短編特撮発表
2024年2月以降：お返し発送予定
※お返しの発送はスケジュールにより遅延する場合があります。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施。目標金額に満たない場合も計画を実行してお返しを届ける。
※このプロジェクトにより製作されるガイガンスーツ、映像作品その他の成果物にかかる知的財産権、所有権その他一切の権利は、東宝株式会社に帰属する。

https://ubgoe.com/projects/464

構成／KUMU

TM & © TOHO CO., LTD.