若い世代は男女ともにシャンプー時の“泡立て意識”が高い結果に!毛髪診断士認定指導講師が泡の役割と泡立てのコツを解説
頭皮を清潔に保つために欠かせないシャンプーだが、正しく洗えていると自信を持って言える人はどのくらいいるのだろうか。
アデランスでは、47都道府県各104人(20~60代の男女 計4888人)を対象に、シャンプーの“泡”に関する意識調査をインターネット調査で実施。
今回は、シャンプーをするときの“泡”への考え方について調査するとともに、泡の重要性や上手な泡の作り方についてアデランスの毛髪診断士認定指導講師が解説したので、詳細をお伝えしよう。
20代女性の4人に1人はシャンプーの泡立ちに悩みあり
シャンプーをするときの悩みについて尋ねたところ、53.3%はいずれかの悩みの項目を回答しており、半数以上の人がシャンプーに悩みを感じていることが判明。
各悩みの項目では、「自分に合うシャンプーが分からない」が25.3%でトップとなり、次いで「汚れがきちんと落ちているか分からない」(24.5%)が僅差で2位となった。
泡に関する項目については、「シャンプーがうまく泡立たない、泡がへたる」が11.9%、「泡を立てるのが面倒」が8.3%となり、泡に関する悩みを感じている人が一定数いることが分かる。
Q. あなたはシャンプーをするときの悩みはありますか?当てはまるものをすべてお答えください。(複数回答/n=4888)
また、上記の質問に関して男女の悩みを年代別に見てみると、女性では、いずれの年代でも、「自分に合うシャンプーが分からない」「汚れがきちんと落ちているか分からない」が上位に入るなど、全体の結果と概ね同様の傾向が見られた。
ただ、20代女性については特徴的な傾向が表れており、「シャンプーがうまく泡立たない、泡がへたる」と回答した人の割合が、26.6%で3位に。20代女性の約4人に1人は泡に関して悩みを感じていることが判明。
男性においては、40代以上では「自分に合うシャンプーが分からない」がトップとなったが、20代男性では「正しい洗い方が分からない」、30代男性では「汚れがきちんと落ちているか分からない」がトップとなった。
比較的若い世代では、洗い方や汚れ落ちに対する悩みが多い一方、40代以降ではシャンプー選びに関する悩みを抱えている様子が垣間見える。
シャンプー時、泡を重視する人はわずか3割!泡立てずにシャンプーをする人は24.8%
シャンプーをするときに意識することを尋ねたところ、「頭皮を洗うことを意識する」が56.7%でトップに。次いで「爪は立てず指の腹で洗う」(44.9%)、「すすぎを入念に行う」(41.3%)と続く。
「シャンプーをよく泡立てる」は34.3%で、シャンプー時に泡を意識している人は約3割程度に留まる結果となった。
Q. シャンプーをするときに意識することは何ですか?(複数回答/n=4888)
また、上記の質問に関して男女それぞれ年代別に見てみると、「頭皮を洗うことを意識する」「爪は立てず指の腹で洗う」が上位に入るなど、全体の結果と概ね同様の傾向が見られた。
ただ、20代・30代男性や20代女性においては「シャンプーをよく泡立てる」が上位にランクインしており、男女問わず、比較的若い世代ほどシャンプー時の泡立てを高く意識していることがわかる。
シャンプーをするときにどのぐらい泡立てるか尋ねたところ、全体では「手のひらで泡立つ程度」(25.8%)が最多になった。続いて僅差で「泡で髪全体がいきわたるぐらい泡立てる」(25.6%)という結果に。
一方で「泡立てずにそのままシャンプーをする」(24.8%)、「意識していない」(18.5%)と回答した人も多く、泡の重要性に対する意識は個人によって異なることが判明。
男女別では「意識していない」と答えた人の割合に差が出ており、女性(11.7%)よりも男性(25.2%)の方が、あまり泡を気にしていない傾向が表れている。
Q. シャンプーをするときにどのぐらい泡立てますか?(単数回答/n=4888)