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流通、冷凍食品、生活用品、家電、酒類・飲料、美容、上半期のヒット商品を業界別に分析

2023.07.14PR

流通、冷凍食品、生活用品、家電、酒類・飲料、美容、各界の識者が分析した2023年上半期のヒット商品の傾向とは?

【流通】カムバック消費

『&nd by rom&nd』

コロナ明けでモノ消費が拡大!今後どうなる?

3月13日、マスク着用のルールが個人の判断になったあたりから、コロナ禍で抑えていた消費行動を爆発させた〝カムバック消費〟がスタート。外出の機会が一気に増えたこともあり、日焼け止めの売り上げが急伸したのが、アフターコロナの狼煙の象徴といえるでしょう。さらにマスクを外す暮らしになったことで、若い女性を中心にコスパの高い韓国コスメ(写真はローソンの『&nd by rom&nd』)も大ヒット。上半期はコロナ以前の暮らしに戻そうと、〝モノ消費〟が増えましたが、下半期は再び〝コト消費〟になるか否か、注目していきたいですね。

渡辺広明さんマーケティングアナリスト  渡辺広明さん
ローソンに22年間勤務し、スーパーバイザー、バイヤーなどを経験。現在は商品開発、マーケティングなど幅広く活動。メディア出演も多数。

【冷凍食品】安ウマ冷食

ニチレイフーズ『超メンチカツ』

価格の高騰を受け、冷食ブームに変化

コロナ禍の影響で、冷凍食品市場に新規参入が増えました。きっかけは外食産業の客激減。それを打破するために外食店が人気メニューを冷凍食品化しましたが、「旨いが、価格は高め」なものが多かった。それに対し、物価高の今、再注目されているのが、大量生産ができるうえ、キラリと光る調理加工技術を誇る大手冷凍食品メーカーの製品です。日清冷凍食品『冷凍 日清本麺ワンタン麺』、ニチレイフーズ『超メンチカツ』などがその代表。下半期も引き続きこうした「安くて、旨い」ワザありの冷凍食品が市場を牽引していくと思います。

山本純子さん冷凍食品ジャーナリスト  山本純子さん
冷凍食品の報道に携わり41年。専門紙を経て2015年に独立、Web媒体『エフエフプレス』を通じて冷凍食品情報を発信する。

【生活用品】スローライフミックス

オークス『ぬかどこボックス』

コロナ明けも続けたい〝丁寧な暮らし〟

コロナ禍の外出制限時に、料理を丁寧に手作りしたり、家族で家事をしたりする家庭が増えました。コロナ終息でまた日常が戻りましたが、丁寧な暮らしを継続したいと考える人のニーズに応える「スローライフミックス」の商品が人気となりました。本格的なスローライフは難しくても、それに近い暮らしを手軽にかなえてくれます。オークス『ぬかどこボックス』が、その一例。手が汚れる、水を抜くといった面倒をオミットした商品です。こうした〝丁寧な暮らし〟に着目した商品の傾向は、下半期にも続くと思いますよ。

本間朝子さん知的家事プロデューサー  本間朝子さん
時間と労力を省いて効率化するメソッド「知的家事」を考案。メディアを通じて提案するほか、家事製品の商品企画などを行なう。

【家電】高QOL家電

『ビッグドラム』

コロナ後も家事負担を軽減する家電が伸長

夫婦共働き家庭が増えているため、コロナ禍が明けても家事負担軽減は重要な課題です。とはいえ、コロナ禍で家時間を大切にするマインドはなくなっていません。このため「手間は減らしても生活クオリティーは下げない」ための家電が重要視される傾向に。例えばパナソニック『ビストロNF-AC1000』なら「手間なしで凝った味」を作れますし、日立のドラム式洗濯乾燥機『ビッグドラム』(写真)は「メンテナンスフリーなのに、シワの少ない仕上がり」を実現。こうした〝最少の手間で高い生活の質〟を目指せる家電が人気です。

倉本 春さん家電ライター  倉本 春さん
家電の紹介やレビューを執筆。PC雑誌編集者、ドッグカフェオーナー兼シェフという経歴から、調理家電の解説に定評がある。

【酒類・飲料】コア酒 de ウチ飲み

コア酒 de ウチ飲み

コアな層を狙った商品が話題の中心に

外飲みが増えた今でも、コロナ禍で定着した〝ウチ飲み〟需要は好調です。食事とともに楽しめるレモンサワーや〝自分ものさしビール〟をはじめ、ここにきて〝自分時間を楽しく過ごすためのお酒〟が増えた印象です。特に個性派ビールの投入は、10月の税制改正を控え、大型商品の投入ができない現況を象徴。RTDもビール類からの流入も視野に入れているため、RTDもビールもコアな層を狙った商品以外ではヒットは難しかったのだろうと思われます。今後はリキャップできるボトル缶や小容量サイズの日本酒が注目ですね。

中西淑恵さんたる出版  中西淑恵さん
酒の専門誌、月刊『たる』東京編集部に所属。日本酒、ビール、ウイスキー、ワイン、焼酎、カクテルの取材を担当する。

【美容】自分フォーカス

UNLICS

大手が参入して、男性のメイクが浸透

これまで意識が高い人だけがやっているイメージだった男性のメイクが普及したといえるでしょう。それを象徴する商品が、昨年12月に発売された『UNLICS(アンリクス)』シリーズ(写真)です。海外ブランドの男性向けメイク商品は珍しくありませんでしたが、あの〝花王〟が発売。緻密なマーケティングをする同社が手がけた=男性メイクが当たり前になったことを意味するのです。見た目の印象はビジネスシーンでも重要。今年を境に、自分にフォーカスを当ててメイクする団魂ジュニア世代の男性が増えるでしょう。

藤村 岳さん男性美容研究家  藤村 岳さん
シェービングを中心に据えた独自の男性美容論で、All Aboutでメンズコスメガイドを務める。コスメ開発やブランド監修も手掛ける。

取材・文/編集部

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