ファンケルは、全国の20代から50代の女性1000人を対象に「スキンケアに関する意識と実態調査」を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
一生使い続けたいと思うものはジュエリーやバッグではなく「スキンケア製品」
一生使い続けたいと思うアイテムのトップは、ジュエリーや時計、バッグではなくスキンケア製品となった。
「出会ったことがある」(20.7%)、「出会えていないが出会いたいと思う」(60.2%)という回答は、「皮革製品」や「腕時計やジュエリー」よりも高い結果を示しており、自分の肌を一生大事にしていきたいという女性の心理が推察できる。
スキンケア製品選びにストレスを感じている人は約7割
その一方で、スキンケア製品選びに何らかのストレスを感じる人は約7割もいることがわかった。
ストレスの1位は「欲しい商品の価格が高い」(18.6%)。次いで「何を選べばいいか分からない」「自分に合った商品が見つからない」「購入後に実際使ってみて肌に合わないことがある」と、自分の肌に合うかわからない、という理由が続いた。
4割が肌に合うのかわからず「スキンケア迷子」に
現在使用しているスキンケア製品が肌に合っているかについて、4割は「合っていない」「どちらとも言えない、わからない」と回答。
実際に使用しているものが、本当に肌に合っているかはわからず使用している人が半数近く見られ、スキンケアの迷子状態になっているようだ。
無添加化粧品の使用経験は全体の約4割。現在使用者の4人に3人が肌状態に満足
無添加化粧品については、「現在使用している」「現在は使用していないが過去使用していたことがある」を合わせると約4割(38.7%)の人が使用経験ありという回答だった。
また現在、無添加化粧品を使用している人に肌状態の満足度について聞いたところ、「満足している」(25.5%)、「どちらかと言えば満足している」(50.3%)と、4人に3人が肌状態に満足してい流ことがわかる。
将来的に目指す肌のイメージは「トラブルのない肌」
将来的に目指す肌のイメージについて、最も多かったのは「トラブルのない肌」(42.2%)。次いで「年相応に美しい肌」(31.5%)、「年齢よりずっと若く見られる肌」(30.8%)、「10年前と変わらない肌」(20.6%)の順となり、肌が健康であることを求める人が最も多い結果となった。
また、年齢と肌の関係については「年相応」と「ずっと若く見られる」がほぼ同じで、意識が分かれるという状況にもなっている。
理想の肌について、最も多かったのは「キメが整っている肌」
「キメが整っている肌」が最多とはなったが、「透明感」「シミがない」「毛穴レス」「うるおい」とほぼ僅差の結果となった。
基本の「保湿」ケアに加えて、昨今のスキンケアのトレンドである「ブライトニングケア」や「毛穴ケア」への関心の高さを反映していると考えられる。
調査概要
調査方法/インターネット調査
調査対象地域/全国
有効回答数/1000人
調査対象/20代から50代の女性(各年代250人ずつ均等割り)
関連情報
https://www.fancl.jp/news/index.html
構成/清水眞希