中古スマートフォン市場において、今もっとも「売れている機種」ともっとも「買い取られている機種」は、いったい何だろうか?
ゲオストアは、2023年5月1日から5月31日までに、全国のゲオモバイルおよびゲオショップなど、ゲオグループの約1,600店舗で取り扱った中古スマートフォンの販売・買取台数のデータを集計し、「【月間ランキング】5月ゲオ中古スマートフォンランキング」として、総合、キャリア別、中古SIMフリースマートフォンそれぞれの順位を発表した。
<販売編>docomo、au、SoftBankで「iPhone7」が1位にランクアップ
5月のスマホ販売ランキングでは、3キャリア共に「iPhone7」が1位に返り咲く形となった。
「iPhone7」は、ランキングで常に2~4位と上位をキープしていた端末だったが、各容量モデルともに販売価格が下がって販売数が伸びたことが1位となった要因と推測される。
auでは、3ヶ月連続でAndroidが1位になっていたが、4ヶ月目で1位をiPhoneに譲り渡す形となった。ただし、各キャリアのAndroidの勢いは健在で、来月以降に上位へランクインする可能性は高いと予想される。
<買取編>docomo、au、SoftBankで「iPhone8」が1位を獲得
5月のスマホ買取ランキングでは、3キャリア共に「iPhone8」、SiMフリーでは「iPhoneSE第2世代」が、先月に続き1位となった。10位以内にランクインした機種も、1~10位内で順位のみ変動している機種が多く、動きが非常に少ない月となった。
そのような中、今後リリースされる「iOS17」のサポート対象から、2017年発売の「iPhone8/8Plus」と「iPhoneX」が対象外になると、6月6日に発表があった。「iOS17」のリリースは3~4ヶ月先になる見込みだが、来月以降から少しずつ買取数は増加していくと予想される。
<SIMフリースマートフォン編>
<格安SIM同時販売端末編>
出典元:株式会社ゲオホールディングス
構成/こじへい