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アートの力でガーナのスラム撲滅を目指す美術家・長坂真護が電動キックボード「EQCO」を発売した理由

2023.06.24

ガーナのスラム街に積み上がる先進国からの廃棄物で、アートを制作する美術家・長坂真護さん。彼が率いるMAGO CREATION株式会社のグループ会社、MAGO MOTORS JAPANが、電動キックスケーター『EQCO(イコー)』の予約販売を開始した。

『EQCO(イコー)』の由来は、Equality(平等)とCo-creation(共創) & Connect(繋ぐ)

なぜ、サステナブルなアートから電動キックスケーターの開発に結びつくの!?  と思うかもしれないが、理由がある。長坂さんは、ガーナのスラム街アグボグブロシーの環境・貧困問題の解決を図るため、2022年9月に長坂は日本とガーナに新会社「MAGO MOTORS Ltd.」を設立し、ガーナ現地にてリサイクル事業、農業、EV事業(電動バイク/キックスケーター)に本格的に着手。ガーナのスラム街で生活する人々に誇りのある仕事を提供し、日本の開発力や技術力を活かすことで、彼らのDevelopment(発展)を促進すると同時に、スラム街の環境・貧困問題の早期解決を行なうことを目標としたのだ。

その思いは、この電電動キックスケーターの商品名にも込められている。『EQCO(イコー)』の由来は、〝Equality(平等)〟と〝Co-creation(共創) & Connect(繋ぐ)〟の頭文字をとったもの。資本主義が生み出した不平等を改善するために、各企業と共創し、資本主義の仕組みを生かすことで、様々なバックグラウンドの国々を繋ぐ橋渡しをしたい……そんな想いから命名したという。

実際、ガーナ現地のMAGO MOTORS Ltd.では、現地雇用32名を実現。今回発売する『EQCO(イコー)』のデザインも、現地のGodwin Akpabli(26)さんが手がけたのだ。

彼は幼少期から機械や装置の構造・操作性に魅了され、エンジニアリングを志望。ガーナ国内トップランクであるガーナ大学理工学部に進学し、材料工学を専攻し工学設計を中心とした多様な知識を取得。大学卒業後は、理工学部のTeaching Assistantとして1年間勤務し、工学製図やコンピュータによる設計および製造支援講義(CAD/CAM)のサポートを実施。1年間の任期満了後は、ガーナ国内のメーカー、外資系の通信インフラ企業など2社を経て、MAGO MOTORS Ltd.に入社し、電動バイク/キックボードの設計やデザインを手掛けることになったそうだ。

もちろん電動キックスケーターの性能にもこだわる。茨城県のKINTONE自社工場にて、専門的な技術を持ったスタッフにより一つ一つ作られるこのモデルは、同社の従来モデルのパワフルさを引き継ぎつつ、公道走行可能なワンタッチ式での速度制限の切り替え機能や、段差を乗り越えられる大型タイヤの実装により、より手軽に乗れるように設計されている。

電動キックスケーターの性能ばかりに目を向けがちだが、ガーナの社会課題解決に寄与するこの『EQCO』に乗れば、移動が便利、乗って楽しいだけでなく、今求められているサステナブルの風も感じることができるだろう

『EQCO』
12万800円(BLACK / WHITE)、14万800円(GHANA’S FLAG)(全て税込み)

●SPEC
充電時間:5〜6時間
ブレーキ:前輪電気ブレーキ/後輪ディスクブレーキ
タイヤサイズ:8.5インチ
防水機能:IPX3
最大勾配:20%
走行モード:公道/歩道
速度:公道走行モード最高速度20km/h・歩道走行モード最高速度6km/h
サイズ:展開時:1180mm×430mm×1140mm折り畳み時:1180mm×430mm×490mm
重さ:約14kg
保証期間:購入より6か月
付属品:充電器・説明書
カラー展開:BLACK / WHITE / GHANA’S FLAG
URL:https://kintone.mobi/

長坂真護さんのサステナブルなアート活動は、この一冊を見ればわかる!!

『NAGASAKA  MAGO  ALL  SELECTION長坂真護作品集』
著/長坂真護
定価2200 円(税込)
判型:B20取・160ページ
発行/小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09682416

●長坂真護さん
1984年、福井県出身。サステナブル・キャピタリズムを掲げ、ガーナのスラム街に先進国が投棄した、電子廃棄物を再利用し美術品を制作。世界中の電子機器のゴミが集まる最終墓場と称されるガーナのアグボグブロシー地区で目の当たりにした惨状(深刻な電子機器のゴミ、環境悪化、健康被害、貧困)を何とかしたいと立ち上がり、アート制作の傍ら、ガスマスクを現地へ運び配布。その後、自身で教師も雇いスラム街の子供たちが無償で通える私立学校を設立。2019年には、同スラム街に自身のアートを展示した美術館を開館。この活動をハリウッドのドキュメンタリー映画監督Kern Konwiser氏(エミー賞受賞)が撮影し、ドキュメンタリー映画「Still A Black Star」を制作。2021年アメリカのNEWPORT BEACH FILM FESTIVALで「観客賞部門 最優秀環境映画賞」を受賞。現在、公開へ向けて準備中。

文/寺田剛治

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