コロナ禍で休園措置をとっていた東京ディズニーリゾートが新たな運営体制のもと再開したのも記憶に新しい話。
2020年以降東京ディズニーリゾートでは入園システムやサービスの変更をたびたび発表しており、もはや今現在のチケット料金や入手方法がわからないという声は多いです。
来たる夏休み。子どもと一緒に東京ディズニーリゾートへ遊びに行く計画を立てているという人は、事前に「おさらい」しておいてはいかがでしょうか?
というわけで今回は、2023年6月時点の東京ディズニーリゾートのチケット料金や入手方法をご紹介。ファストパスに代わってパーク内で利用できるサービスや、目安として必要な予算についてまとめました。
2023年夏、東京ディズニーリゾートに行くなら予算はいくら?
東京ディズニーリゾートに遊びに行く場合、おおむね以下のような経費がかかります。
1.パークまでの交通費(旅費)
2.パークに入園するためのチケット料金
3.パーク内での飲食代
4.お土産代
5.(ディズニー・プレミアアクセスの料金)
1は個人によって異なるので今回は割愛します。行き帰りの飲食代や細かい経費(モバイルバッテリーの電気代など)も含めていないので、あくまで目安として考えてくださいね。
5の「ディズニー・プレミアアクセス」が不要な場合は料金はかかりません。これについて詳しくは後述しています。
ディズニーチケットの種類と料金
東京ディズニーランド、またはディズニーシーに入園するためにはチケットが必要です。4才以上は子どもでも1人1枚ないと入れないので注意しましょう(3才以下は無料)。
現在販売しているディズニーチケットは、①常時販売、②期間限定・対象者限定、③特定の対象者限定の3パターン。さらにそれぞれに種類や入園条件があるのでややこしいのですが、基本的に株主の方やファンダフルディズニー会員の方以外は①と②を見ればOKです。
特に②の期間限定チケットは常時販売チケットよりもお得になるケースが多いので、パーク行きの計画を立てる段階で対象期間のチケットがあるかどうかチェックしておくと良いでしょう。
年齢の分け方は以下の通りです。
大人:18才以上
中人(中学・高校生):12~17才
小人(幼児・小学生):4~11才
※3才以下は無料
2021年3月より変動価格制が導入されており、「種類」と「年齢」に加えて「日付」によっても価格が上下するようになりました。基本的には平日や閑散期は値段が安く、土日祝日や繁忙期(夏休み・GW・年末年始などの連休)は高くなります。
では、3パターンあるディズニーチケットの種類と料金を細かく見ていきましょう。
①常時販売しているディズニーチケット
「東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトの予約・購入ページ」や「東京ディズニーリゾート・アプリ」、主なコンビニや旅行代理店、一部店舗を除いたディズニーストアなどで常時販売しているチケットです。
※販売状況は店舗によって異なり、一部コンビニや旅行代理店などによっては取り扱いがないこともある
※2023年6月現在オープン券(日付指定なしのチケット)の販売や現地販売はしていない
※オンラインまたはアプリで購入する際はディズニーアカウントの登録(無料)が必要
※ディズニーアカウントの登録ができるのは13才以上
種類 |
内容 |
利用条件 |
1デーパスポート |
開園時間からどちらか1つのパークに入園できる |
●特になし |
アーリーイブニングパスポート |
休日の15時からどちらか1つのパークに入園できる |
●休日の15時以降のみ利用可 |
ウィークナイトパスポート |
平日(祝日を除く)の17時からどちらか1つのパークに入園できる |
●平日(祝日を除く)の17時以降のみ利用可 |
1デーパスポート(障がいのある方向け) |
開園時間からどちらか1つのパークに入園できる |
●対象の証明書をお持ちの方と同伴者1名のみ利用可 |
【1デーパスポートの料金(税込)】
大人 |
中人 |
小人 |
7,900~9,400円 |
6,600~7,800円 |
4,700~5,600円 |
【アーリーイブニングパスポートの料金(税込)】
大人 |
中人 |
小人 |
6,500~7,400円 |
5,300~6,200円 |
3,800~4,400円 |
【ウィークナイトパスポートの料金(税込)】
大人 |
中人 |
小人 |
4,500~5,400円 |
4,500~5,400円 |
4,500~5,400円 |
【1デーパスポート(障がいのある方向け)(税込)】
大人 |
中人 |
小人 |
6,500~7,400円 |
5,300~6,200円 |
3,800~4,400円 |
②期間限定・対象者限定で販売しているディズニーチケット
「東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトの予約・購入ページ」や「東京ディズニーリゾート・アプリ」、主なコンビニや旅行代理店、一部店舗を除いたディズニーストアなどで期間限定で販売しているチケットです。
※販売状況は店舗によって異なり、一部コンビニや旅行代理店などでは取り扱いがないこともある
※購入は利用条件を満たす方のみ可能
種類 |
内容 |
利用条件 |
首都圏ウィークデーパスポート<現在販売中!> |
開園時間からどちらか1つのパークに入園できる |
●2023年4月6日~2023年7月21日の平日限定 ●首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県)に在住・在勤・在学の方に限り利用可 |
サマー2デーパスポート<現在販売中!> |
2日間連続で東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーに入園できる
|
●2023年7月21日~8月28日の期間限定 |
キャンパスデーパスポート<今期分販売終了> |
開園時間からどちらか1つのパークに入園できる |
●2022年11月10日〜2023年3月17日の期間限定 ●学生に限り利用可 |
【首都圏ウィークデーパスポートの料金(税込)】<販売中!>
大人 |
中人 |
小人 |
7,900円 |
6,600円 |
4,700円 |
【サマー2デーパスポートの料金(税込)】<販売中!>
大人 |
中人 |
小人 |
17,300円 |
14,400円 |
10,300円 |
【キャンパスデーパスポートの料金(税込)】<今期分販売終了>
大学生・大学院生・短大生・専門学校生 (18才以上) |
高校生・中学生 (12~17才) |
7,400〜8,900円 |
6,200〜7,400円 |
③特定の対象者のみ利用できるディズニーチケット
特定の方法でしか手に入らないディズニーチケットです。
種類 |
内容 |
利用条件 |
ファンダフル・ディズニー・パスポート |
開園時間からどちらか1つのパークに入園できる |
●対象日限定 ●ファンダフル・ディズニーメンバーのみ利用可 |
株主用パスポート |
開園時間からどちらか1つのパークに入園できる |
●有効期限内に使用すること ●入園制限中や特別営業時間は使用不可 |
【ファンダフル・ディズニー・パスポートの概要と料金】
東京ディズニーリゾートのオフィシャルパークファンクラブであるファンダフル・ディズニー会員(有料)になると購入できるチケットです。対象日に限り、1デーパスポートが通常よりお得な価格になります。
大人 |
中人 |
小人 |
通常の1デーパスポートより1,000円お得 |
通常の1デーパスポートより800円お得 |
通常の1デーパスポートより600円お得 |
【株主用パスポートの概要】
東京ディズニーリゾートの運営元であるオリエンタルランドの株主向けに、株主優待として配布されるチケットです。受け取るにはオリエンタルランドが定める配布基準を満たす必要があります。
株主用パスポートは2023年7月入園分より利用方法が変更され、当日でも空きがあれば入園可能になりました。ただし、予約には「東京ディズニーリゾート・アプリ」の登録が必要なので要注意。